【名称】不明
【所在地】夷隅郡大多喜町筒森
【竣工】不明
【延長】約80m(目測)
【幅員】
【高さ】
2013年2月3日訪問
大多喜町筒森。現在、この地域は国道465号の筒森バイパスと旧道で東西を結んでいる。そして前者には2012年竣功(供用開始は翌年)の新筒森トンネル、そして旧道は1927年竣功の筒森隧道が共に現役として存在している。
しかし、もう一本、既に廃止となった隧道も存在している。これが本日のお題。
現在地はココ(←クリック)。民家にまっすぐ続く道。この道に入る際、近所の方に「行き止まりだよ~」と声を掛けられたのだが、「ちょっとトンネルを見に」というと納得したような顔をされた。
民家の手前で地図には描かれていない脇道に入る。
知らなきゃ絶対に入りこまないよなぁ(^-^;
案内役のまきき氏は、以前から知っていたそうだが、某所に情報提供した手前、自前の記事にするのを控えていたそうだ。それがようやく解禁となって、doodoongoo氏とおいらを連れてのこの日の訪問となった。
振り返り。
少し道の状態が悪くなった。さすがにこの先に用のある人は少ないだろうから(^-^;
10メートル程進むといきなり隧道が目の前に登場。
隧道の前で立ちすくむdoodoongoo氏。おいらも一緒になって「こりゃすげぇ、こりゃすげぇ」の大合唱。
改めて、西側より。
それにしても、特徴的な坑口だ。前方後円墳というか鍵穴のようというか。それと大断面!
西側坑口から内部を望む。
入ってすぐ、右手の凹み。
側溝?しかし途中でなくなってしまうので、天井から崩れてきた土が路盤の中央部分だけ盛り上げているのかもしれない。ちょっと判断しかねるところ(^-^;
内部から見た西側坑口。
坑口こそ不思議な形だが、内部は普通に台形。
電線が架けられていたのだろうか?
内部には何ヶ所か横穴がある。
それらのひとつ。何番目のものかは覚えていないけど(^-^;
東側の坑口に近づくと路盤の中央にも溝が。
そして坑口の手前は完全に水没している。行けるかな?
水没地帯に無謀に果敢にチャリで突っ込むまきき氏。
この写真で水没具合を確認してもらいたい。
無事水没地帯を過ぎてポーズを取るdoodoongoo氏。
東側坑口。
隧道の先には驚くべき風景が展開していた。
茫然と立ちすくむdoodoongooさん。「ボクチンお空に帰らせていただきます・・・」と呟くとそのまま、、、
な訳はない(^-^; この直立した姿勢。doodoongoo氏が夢中になっている時のおなじみのポーズだ。いつも撮ろうとすると気付かれてポーズを取られてしまう。やっとうまく撮ることができた( ̄ー ̄)ニヤリ
おいらも隧道の先から見下ろしてみたが、現道(旧道)ははるか下。いったい、ここが現役だった時、どんな道筋があったのか見当がつかない(^-^;
左を見ると平場がある。落石防護ネットを設置した時の名残か、それともまさかこの先が旧道だったりして!?
落ちたらシャレにならないので、ここから見るだけ(^-^;
ひとしきり遊んで満足。まきき氏も隧道を自転車で通り抜けることができて満足。
東側坑口から内部を望む。
※ ※ ※
さて、こちらは現道の筒森トンネル・東側坑口。
たぶん、先程の坑口は矢印の先あたりだと思う。知ってて見てもわからないよなぁ(^-^;
■参考
トンネルコレクション:旧筒森隧道【1.旧隧道探し】、【2.西側から入洞】、【2.東側から入洞】
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