【名称】富士見橋(ふじみはし)
【所在地】茂原市小林
【竣工】1968(S43)年9月
【延長】約20m(目測)
【幅員】約4m(目測)
2013年7月28日訪問
茂原市小林、阿久川に架かる橋。北側より。
西側より。
現在、この橋は茂原樟陽高校の農場へのアクセス路となっている。しかし、かつてここは、その先にある旧海軍茂原航空基地に至る軌道が敷設されていた。
初めて軌道が敷設されたのは、1941年。そして、終戦を経て同基地は東洋高圧工業茂原工場となった。しかし、1957年にルートはより西側の外房線から分岐するものに変更され、工場への引き込み線もここから300メートル程北に変更された。そちらの廃線跡の橋梁も以前紹介済みだが、そちらの橋梁もこちらも、当時のものかどうかは不明。というか、見るからに当時のものとは異なるようだ。
西側右の親柱。「富士見橋」
それにしても、富士見の名を冠する地名や道路構造物は多いが、ここは富士山とは縁がなさそう。いったいどうしてこの何なったのか(^-^;
西側左の親柱。「阿久川」
袂からのサイドビュー。
下にも降りてみたけど、まぁ、これは見るからに鉄道由来とは思えないなぁ(^-^;
橋の上から北の上流方面を望む。
南の下流方面。
この先は茂原樟陽高校の敷地のようだけど、ちょっとだけ失礼させてもらいます(^-^;
案内板には「千葉県立茂原農業高等学校」と書かれているが、これは茂原農業高等学校の前身。
東側より。
東側右の親柱。「ふじみはし」
東側左の親柱。「昭和四十三年九月竣功」
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「富士見」の謎――一番遠くから富士山が見えるのはどこか?(祥伝社新書239)
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富士見橋
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