【名称】芋原第一トンネル(いもばらだいいちとんねる)
【所在地】市原市大久保
【竣工】1957(S32)年(「平成16年度道路施設現況調査」より)
【延長】73m(同上)
【幅員】2.8m(同上)
【高さ】3.0m(同上)
2014年1月5日訪問
ここは市原市大久保。養老川沿いにある折津と大久保を結ぶ生活道路だ。芋原第二トンネルを北に抜けたところ。
少し進むとコンクリポータルを持つトンネルが現れた。ここまでの2本がただのモルタル吹き付けだったので、豪華仕様と言えるか?w
南側坑口。
南側の扁額。「芋原第一トンネル」
南側坑口から内部を望む。
おなじみ(?)のウキウキ仕様なトンネル(^-^;
内部から見た南側坑口。
内部はモルタル吹き付け。ということは、実は他の2本に比べて格別新しいという訳ではなく、ここだけ大規模改修を受けたということなのかもしれない。
天井の段差は崩落の跡かなぁ?しかも、右側の壁だけ吹き付けじゃなくて立派なコンクリート壁だ。この付近、アブナイのかしら?(^-^;
少し進んでふり返り。
天井にもこのような書き込みが至る所に、、、
とりあえず、なんとか無事に通過できそうだ(笑)
それにしても、南側より随分と天井が高くなっている。後年に掘り下げられたのか?
さて、南側からほぼ5メートルおきに延長を示すと思われる数字の書き込みがあったが、ここで82と記されている。ところが「平成16年度道路施設現況調査」によれば、トンネルの延長は73メートルとのこと。10パーセント以上の違いがあるのだが。。。ま、いっか、あくまで参考にということで(^-^;
このまま進めば小湊鐵道の大久保駅方面に出るのだが、この日はここで引き返した。
北側坑口。
北側の扁額。「芋原第一トンネル」
ポータルの左上に見慣れない施工がされている。土留め?
北側坑口から内部を望む。
内部から見た北側坑口。
改めて北側より。
さて、戻ろう。
ここで素直に引き返すつもりだったのだが、気になる道が。。。まさかの旧道?
とりあえずポータルの上まで登ってきた。
道は更に続く。路傍に「建設省」の杭も。
その先の電柱。
更に進むと墓地があって道は途切れていた。そのまま尾根を降りると民家に入りこんでしまいそうだったので、引き返した。
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