【名称】榎戸隧道(えのきどずいどう)
【所在地】横須賀市浦郷町
【竣工】1933(S8)年(「平成16年度道路施設現況調査」より)
【延長】46m(同上)
【幅員】8.1m(同上)
【高さ】4.6m(同上)
2014年10月19日訪問
横須賀市浦郷町、横須賀市道164号の隧道。北側より。
煉瓦製のポータルだが、この北にある追浜隧道と同じく、謎の要石(部分)やオリジナルにしては不自然に見えなくもない造り。
内壁コンクリートパネルは間違いなく後から改修されたものなのだろうが、煉瓦は内壁を貼り付けるよりも前にあったようにも見える。ちなみに、煉瓦は表面に貼り付けただけかもしれないが、本物の焼き煉瓦だと思う。
坑口の手前に穴駐車場が!!(;゚ロ゚)ハッ
北側の扁額。「榎戸隧道」(右書き)
北側坑口から内部を望む。
内部からみた北側坑口。
南側坑口。
こちらにも穴駐車場 (;゚ロ゚)マタモヤハッ
しかも、こちらは素掘っぽい。穴を倉庫としてフル活用している房総の茂原~長南近辺でも車を入れている例はほとんど見かけないように思う。「穴なんかに入れたら、車にキズがついちゃうべよ」なんて房総人は考えるのだろうが、横須賀の人はそんなことは気にしないようだ。
向かい側には急傾斜地崩壊危険地区の看板が。これで市道の番号がわかった。
南側の扁額は撮り忘れてしまった。南側坑口から内部を望む。
左側に銘板がある。
銘板には1933年に横須賀に編入された旧三浦郡田浦町の町長など関係者の名前が記されている。
「昭和八年八月竣成/町長 渡戸直三/助役 葛貫林三/技師 興良一/工事監督 根岸佐七/工事●● 望月勘作/」
内部から見た南側坑口。
南側より。
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