【名称】吊尾根隧道(つりおねずいどう)
【所在地】南アルプス市芦安芦倉
【竣工】1963(S38)年(「平成16年度道路施設現況調査」より)
【延長】537m(同上)
【幅員】4.5m(同上)
【高さ】3.4m(同上)
2014年10月26日訪問
山梨県道37号南アルプス公園線にて。赤垂隧道を過ぎると、すぐに次の隧道が現れる。
北側より。
東の野呂川方面を。
2～300メートル上を南アルプス林道が通っているはずなのだが、道の姿は見えない。
北側坑口。
名前は吊尾根隧道
北側の扁額。「吊尾根隧道」
北側坑口から内部を望む。
少し先で内部は若干広がる。
振り返って、内部から見た北側坑口。
さて、行きますか。
直線だが、照明のない隧道。あっという間に暗闇に包まれる。537メートルもの長さのある暗闇隧道はそうそう通ることのできるものではない。
ライトを忘れたので、すぐに前方の小さな明かり意外のものは何も見えなくなった。歩いていると、路盤がせり上がってくるような錯覚を感じる。いきなり左右の壁に激突するのもイヤなので、腕を左右に伸ばしながら進む。
楽しい暗闇。ちょっと、途中で一休みして暗闇を楽しもうと思ったのだが、ここで後ろから足音が聞こえてきた。広河原から歩き始めて初めての人の気配(ﾟдﾟ)ﾊｯ!!
隧道の真ん中でｼﾞｰっとしてたら、後続の人を絶対にビビらせてしまう… 仕方なく、後ろからせかされるような思いで前進(^-^;
数分後、南側に。光がまぶしいぜ (つ∀-)
坑口の手前には「急カーブ注意」の標識
ウロウロしていると、後ろの足音の主が追いついてきた。初老のご夫婦だった。「もうすぐ冬期閉鎖だなんてもったいないですねー」と言うと、「その時は奈良田があるから」とのこと。この辺り、歩き慣れていますな(笑)
振り返って、南側坑口から内部を望む。
南側坑口。
南側の扁額。「吊尾根隧道」
そして名札。
奈良田行きのバスが通っていった。樽沢橋ですれ違った広河原行きのバスが折り返してきたものだと思っていたのだが、見返してみると、デザインが違う∑(ﾟДﾟ) さっきのバスは夜叉神の方に向かったのか？
自転車で来られたらよかったのに、と思ったのだが、この坂じゃ登るのも大変だったなぁ(^-^;
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吊尾根隧道
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