【名称】産女橋(うぶめばし)
【所在地】君津市広岡
【竣工】1980(S55)年3月
【延長】約20m(目測)
【幅員】約5m(目測)
2015年3月15日訪問
君津市広岡の松丘スポーツ広場の駐車場。この日はここから出発。
道に出るとすぐに橋があった。普通の橋だけど、一応チェックしておこうか(^-^;
南側より。
南側左の銘板。「うぶめばし」 うぶめ…?どんな字を書くのだろう?∑(゚Д゚)
南側右の銘板。「昭和55年3月竣工」
橋の上から西の下流方面を望む。ってか、橋があるし!!!
というこで、その橋の事に気をとられて東側の写真を撮り忘れてしまった(^-^;
北側より。
北側左の銘板。「産女橋」
こういう字だったのか。。。産女って、てっきり妊婦の古語だと思ったのだが、念のために調べてみると「妊婦の妖怪」とのこと。橋のたもとや四辻などに現れて、通行人に子供を抱いてくれと懇願するそうだ(^-^; 望み通り赤ん坊を抱いていると、良いことも悪いこともあるようだが… いずれにせよ、ここにもいわれがありそうだなぁ(^-^;
ちなみに、この橋は昭和55年に架橋されているが、戦前の地形図を見ると、旧橋(旧々橋?)はもう少し東側にあったようにもみえる。地元の人などに話を聞けば何かわかるかもしれないが、おいらはM氏のように社交的じゃないので(^-^;
北側右の銘板。「安郷沢」 沢というと山を流れているイメージがあるが、かならずしもそうでもないらしい。
さて、先ほど橋の上から見えた橋だが… アクセスルートはあの笹藪の中か?(^-^;
ここか?一発目から藪漕ぎってのはちょっと考えちゃうけど、まぁ、これぐらいならいいか(^-^;
斜面を降りると難なく橋の袂にたどり着いた。コンクリ製だし。てっきり木製の土橋かと思ってた∑(゚Д゚)
北側より。
畑との段差が大きすぎるので、旧道というか、すくなくとも車道ではないのだろう。南側は藪がひどすぎてちょっと進むのが無理そうだ。
欄干がないのは、ひょっとして増水時には水没するからか?
産女橋を見上げる。写真はパノラマ合成。
産女橋の上から上流方面を撮るのは忘れてしまったが、この写真で代用ということで(^-^;
西の下流方面。このすぐ先で沢は小櫃川に合流している。
ということで、全く期待していなかったのだが、橋の名前は面白いし、沢の名前も解ったし、朽ちた橋もあったので満足。
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