【名称】不明
【所在地】南房総市増間
【竣工】不明
【延長】約20m(推定)
【幅員】約3m(推定)
【高さ】約3m(推定)
2015年4月19日訪問
千葉県道258号沿いにある大日山遊歩道駐車場。現在地はココ(←クリック) ここから出発。
これから増間ダムの脇を通って奥の目的地まで行こうと思っているのだが、「通行止(不可)」と書いてある。その挑戦、受けて立ってやろうじゃないか( ̄ー ̄)ニヤリ
ここから増間ダム方面へ。
「路面洗掘のため車両通行止」かぁ、大したことなさそうだ… あ、チャリも車両なんだっけ?
ここからは林道増間線。
すこし坂を登ると増間ダムの堤体が現れた。堤高34メートル、上水道用水の重力式コンクリートダムだ。1969年に完成して、館山や南房総地区の水瓶となっている。
ダムサイドを過ぎると道はダートに。
しばらく進むと最初の橋が現れた。場所はココ(←クリック)
まったくもって、どうってことのない桁橋。なのについついチェックしてしまう、そして時間を消費してしまう。。。アノ人の病気が感染してしまってる…
ここは川というよりダム湖の端。元々は増間川に注ぐ沢だったのかもしれない。橋の上からダム湖方面を見たところ。
ダム湖の周りの道はアップダウンが少なくて楽ちんだ。
細長いダム湖もそろそろ終わり。
2本目の橋が現れた。場所はココ(←クリック) ダム湖の水源となる増間川に架かる橋だ。
橋の上から東の下流方面を望む。
西の上流方面。
橋の先の広場。あそこから通行止め区間になるようだ。
この先に暗渠があり、再び林道は増間川の右岸に。
暗渠の上から下流方面を望む。
こちらは上流方面。
確かに洗掘されている ∑(゚Д゚) でもオフロード車なら問題なさそう。
※ ※ ※
(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)
さて、ここでそろそろ今回の目的地について…
上の図版はいつもの今昔マップから。左は昭和56年修正・昭和56年12月28日発行の地形図、右は現在の国土地理院の地形図。これを見ると、かつて林道に2本の隧道があったことがわかる。
上流に名瀑もあるということだし、近くに行って時間があったら寄ってみようかと思っていたのだが、南房総に出かけることに決めた前日、まきき氏から驚くべき情報が寄せられた。
> それと、もし忘れなかったら…
> 南房総行ったついでに、下記林道↓
> <マップのURL>>
> も、もし行けたら一往復して下さい。(ロードバイクで…笑)
> 廃隧道が1つ埋もれているんですけど…見付けていただいて、道あるちょで取り上げていただければ幸いデス。
な、なにぃぃぃ!! 廃隧道だって!? ってことは、この2本のうち少なくとも1本は埋もれつつも現存しているということか!?
ということで、急遽予定を変更して、ここを朝イチの訪問地としたのだ。
さて、切り通しが現れた←ココ注目するところ
切り通しのカーブを過ぎると、落石注意の標識が目に付いた。
この標識、法面は石ころ1個分しか欠けていないのに、4個の石ころが転がり落ちているのが変だ。それとも、落ちる様子を連写しているイメージなのかな?でも、それなら、自然落下する石は等速直線運動ではなくて等加速度直線運動、つまり間隔が少しずつ開いていないといけない。それにしても、この丸い石って、ウサギのウ●コみたいだよなぁ(・∀・)ニヤニヤ
これを見ると、いつも思わずこんなどうしようもないことを考えてしまうのだが、この日も同じような事を考えながらここを通り過ぎた…
※ ※ ※
1時間後… 結局、隧道を見つけることができず、ウサギのウ●コ標識まで戻ってきた( ;´Д`)
あのガキ、ガセネタ掴ませやがって!ギタギタにして首から下を廃隧道に埋めたろうか!!!(゚Д゚)ゴルァ!!
と毒づいていたのだが、念のためにGPSで場所を確認すると、1本目の隧道擬定地を勘違いしていたことに気付いた。前掲の旧版地形図①の地点はここだった。え、そだったの?てへっ (^-^;
山側を見上げると… ∑(゚д゚)ハッ!!
ありがとう、まききちゃん。キミのことを信じていたよ!!(←どの口が言ってるんだ!!)
下半分が完全に埋まっているので断定はできないが、隧道の路盤は現道よりも若干上のようだ。
それにしても、しっかり埋められているなぁ。切り通しを作った際の残土を押し込んだのだろうか?
ポータルの裏側の土はなくなっている。亀裂が入っていてボロボロ( ;´Д`)
さて、問題の洞内は…
内部もこれまた見事に埋まっていた( ;´Д`)
ポータルを裏側から。やがて木に押倒されてしまうのだろうか…
反対側の坑口は見つけることができなかった。
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(仮称)増間1号隧道
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