【名称】不明
【所在地】君津市豊英
【竣工】不明
【延長】約20m(目測)
【幅員】約3m(目測)
【高さ】約3m(目測)
2013年9月1日訪問
君津市豊英にて。まきき氏がスゲー穴があるというのでやってきたのだが、コレだという…
まきき氏「ここなんですよー」(・∀・)ニヤニヤ
doodoongoo氏「まじで?」
大得意のまきき氏だが、ぶっちゃけこの時、他の3人(doodoongoo氏、のだの人氏、おいら)は揃って内心で思っていただろう。
「なんだよ、このしょぼい穴ぼこは!!」
とwww
穴をのぞき込むdoodoongoo氏。ところが、こんなちっこい穴だが、内部に階段らしきものがある。
doodoongoo氏を先頭に内部に。
すると、中から驚嘆の声が聞こえてきた。なんだなんだぁ(゚д゚)ハッ!!
中に入ってみるとビックリ。こ、こ、こりゃ隧道じゃない!?∑(゚д゚;)
まきき氏(・∀・)ニヤニヤ
背中に「廃」の文字が描かれたTシャツを着ているのは、のだの人氏。なんと自作したそうだ(^-^;
(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)
ここで古地形図を。左は昭和19年部修・昭和22年5月30日発行の地形図(1/50000「大多喜」)。左は現在の国土地理院の地形図。隧道の記号こそないものの、この隧道を通って小糸川(豊英湖)を渡る道が描かれている。
降りてきた階段。
南側の舗装路が整備された時に坑口の大部分が埋められてしまったのだろうか。
天井が尖った五角形の断面。房総名物の観音掘りじゃないか。
崩落もほとんどなく良好な保存状態。房総は掘りやすい地質だったのでこれほどたくさんの隧道が掘られまくったのだろうが、意外と崩れていない素堀隧道が多く残っているのが不思議。
北側坑口の断面は円形。
さて、この先はどうなっているのだろう。
隧道の先は堀割になっている。ゆるやかに右にカーブしながら豊英湖方面に降りていく。
北側坑口。
いやぁ、いい隧道だったねぇ。
北側より。
少し離れてもう一枚。
※ ※ ※
ところで、隧道の東側に尾根越えの道があった。普通に考えれば、隧道のさらに旧道なのだが、踏跡もしっかししていて現在でも使われていそうな様子。隧道の南側の入口があの状態だから、案外現在ではこちらが使われることの方が多いのかもしれない。
北側の堀割を上から。
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