【名称】鳩打隧道(はとうちずいどう)
【所在地】南巨摩郡身延町常葉/一色
【竣工】1934(S9)年(「平成16年度道路施設現況調査」より)
【延長】300m(同上)
【幅員】5.0m(同上)
【高さ】3.4m(同上)
2014年10月27日訪問
身延町常葉(ときわ)、山梨県道411号にて。現在地はココ(←クリック) 前日、県道37号で丸一日隧道を見て回ったが懲りずに。でも脚は痛いし夕方には自宅に戻らなければならないので、足早に探索を。
隧道の手前に階段が。作業道という雰囲気だがハイキングコースのようだ。
「醍醐山登山道入口」
たまには登山もしてみるのもいいかなぁ。
さて、隧道を拝見。
東側坑口。
扁額は右書きで「鳩打隧道」
なお、隧道が竣工したのは戦前の1934(昭和9)年。はて、このポータルは竣工当時からのものなのかな?違うだろうなぁ、、、
東側坑口から内部を望む。隧道の延長は300メートル。内部は巻き立てや補強、吹きつけなど改修の跡がたくさん。こりゃワクワクするねぇ。
内部から見た東側坑口を望む。
内部はサクサクと車で通るつもりだったのだが、つい…(^-^;
ここから吹きつけ区間。あ~、いいねぇ、たまらないねぇ。このまま歩いて向こうまで行きたいところだが、時間もないし、まだ行きたいところもあるので、車に戻ってピューッと西側へ。
※ ※ ※
西側より。
山肌は最近補強されたようだ。
落石防止柵。
右側には排水路と水しぶきを防ぐためと思われる塀が。このような施工は初めて見たなぁ。
西側坑口。
西側の扁額。こちらも右書きで「鳩打隧道」
こちらには要石風の意匠がある。
「漏水のため 通行注意」 確かに前日夕方、少し雨が降りはしたのだが、この漏水は慢性的なものだったのか…
西側坑口から内部を望む。
補修だらけで満身創痍という体の内壁もいいねぇ。って、いいねぇ、って感想ばかりだ(^-^; でも、こんな古びた隧道が大好物だから仕方ない(^-^; あぁ、もう少し楽しめばよかった…
内部から見た西側坑口。
にほんブログ村
近代化遺産 ブログランキングへ
ニューキング鳩時計 正時打 1612