【名称】小又井隧道(こまたいずいどう)
【所在地】いすみ市小又井
【竣工】1960(S35)年(「平成16年度道路施設現況調査」より)
【延長】102m(同上)
【幅員】5.5m(同上)
【高さ】4.0m(同上)
2014年9月28日訪問
前回(2011年9月18日)
いすみ市岬町岩熊、千葉県道85号茂原夷隅線(もばらいすみせん)にて。現在地はココ(←クリック) 茂原夷隅線の名の通り、茂原といすみ市を結ぶ県道だが、茂原からいすみ方面に行くには、この道より近くの南総広域農道の方が圧倒的にスムーズだよなぁ、なんてどうでもいい感想だけど(^-^;
東側坑口より。
コンクリートのポータルで内部はモルタル吹きつけ。県道や市町村道でよく見るパターンだ。
ポータルの手前にある排水路?のような溝。これも戦前に建設され、昭和半ばに改修された隧道によくあるもの。
東側の扁額。「小又井隧道」
東側坑口から内部を望む。
内部から見た東側坑口。
ポータルの裏側。鶴舞第一隧道や筒森隧道などでも見られるものだが、路盤を掘り下げた痕跡だろうか? 隧道の建設時期は「平成16年度道路施設現況調査」によれば1960(昭和35)年だが、隧道データベースには1933(昭和8)年と記されたいる。なお、明治の地形図には記載がないので1933年が本当の建設年なのだろう。スペックはどちらの資料もほとんど同じだが、昭和半ばの改修で若干路盤を掘り下げたと考えるのが自然か?
延長は100メートルほど。歩行者や自転車にはあまり優しくない隧道だ(^-^; そうそう、数年前にNHKスペシャルで取り上げられた、ある日突然崩落した隧道もここと似たイメージだったなぁ(^-^;
そして西側へ。内部から見た西側坑口。
こちらのポータル裏にも隙間が。
西側坑口。こちらは明るくて爽やかなイメージ。ってか、眩しい(+_+)
西側の扁額。「小又井隧道」
西側坑口から内部を望む。
少し離れて。
今度は場所を変えて。
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