【名称】魚組隧道1
【所在地】勝浦市鵜原
【竣工】不明
勝浦市鵜原、ここに禁断のビーチに続く素掘り隧道があるという情報をキャッチした我々川口浩探検隊まきき&パパゲーノ探検隊。この日は太古の街道や千葉県内で最○と思われる○○、危険な断崖絶壁などを次々と制覇(以上多分に脚色有)、そしてこの日の探索のトリを飾るべく噂の隧道に向かおうとしている。
ちなみに、写真中央にも気になるモノがあるが、それは次回。
堤防の内側の道を進むと見えてきた。
「禁漁区」「立入禁止」の看板。赤い力強い筆致が断固進入を阻止する意志を感じさせる。
「遊漁者の皆さんへ」の看板、「1.(略)あわび・とこぶし・さざえ・いせえび・ひじき・わかめ・てんぐさ等を採捕することはできません」 隧道は厳重に封鎖されていた。ひょっとしたら、ユルユルな封鎖ならゴニョゴニョしちゃおうか、、、という甘い期待はあっさり打ち砕かれた。
残念そうにとびらの隙間から奥をのぞき込むまきき氏。
すると突然、まきき氏がハァハァし始めるではないか( ゚д゚)ハッ! そうだ、さっきの看板に「あわび、とこぶし、わかめ」などと書いてあったぞ!この先にもしやピンク色の桃源郷が展開しているのか!?
このままでは日が暮れるまでまきき氏は動きそうにない。それではおいらの楽しむチャンスがなくなってしまう(;´Д`)
居ても立っても居られなくなったおいらは、一計を案じた。まきき氏の背後にそっと近づき渾身の力を加えてエルボーを食らわせた。
不意打ちにたちまちノビてしまったまきき氏。「食べても体重が増えない」という羨ましい悩みを抱える彼を動かすのは容易であった。気絶した彼を脇の草むらに放り投げて一息つく。さーて、ゆっくりアワビやトコブシやワカメを鑑賞させて頂くぜ!!グヘグヘ(・∀・)
高ぶる胸の鼓動を押さえながらのぞき込んだ扉の先。
なんじゃこりゃーーーー Σ(゚д゚lll)ガーン
仕方ないので、早々に覗きはやめて、不満解消がてら、まきき氏に海水をぶっかけほっぺたをひっぱたく。「まききさーーーん、大丈夫ですか?」
正気を取り戻したまきき氏に、「いやぁ、突然岩が落ちてきてビックリしましたよ~、心配しちゃいました。大丈夫ですか?」と心配げなフリをして問いかけた。「あ~、すいません、心配かけて、ありがとうございます」と恐縮するまきき氏。うまく誤魔化せたぜ( ̄ー ̄)ニヤリ
すっかり元気になったまきき氏。この日の解散風景。またよろしくですw
※この記事には一部フィクションが含まれます。
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魚組隧道1
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