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東京都水道局小河内線・中山トンネル

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【名称】中山トンネル
【所在地】西多摩郡奥多摩町境
【竣工】1952(S27)年
【延長】
【幅員】
【高さ】



2012年6月24日訪問

道にあるちょっと古いもの-小河内線・中山トンネル

小河内線跡にあるトンネル。西側の第一水根橋梁上より。

道にあるちょっと古いもの-小河内線・中山トンネル

西側の坑口。

道にあるちょっと古いもの-小河内線・中山トンネル

西側坑口から内部を望む。
延長は、すぐ南側に平行している国道411号の中山トンネル(延長391m)よりも少し長いようなので、400m強というところか。ただ、若干カーブしているのでここからは向こうの坑口は見えない。
バラストと線路、、、今にも向こうから列車が走ってくるのではないかと身構えてしまいそうだ、というのはさすがに言い過ぎ?(^-^;

道にあるちょっと古いもの-小河内線・中山トンネル

内部から見た西側坑口。

道にあるちょっと古いもの-小河内線・中山トンネル

この日はじめての暗闇隧道への侵入。ライトの準備をして先に進む。

道にあるちょっと古いもの-小河内線・中山トンネル

バラストの上は少し歩きにくかった。長靴をはいていたのがマズかったのかもしれない。何度か足を取られそうになり大変だった。途中から線路の上を平均台よろしく進んでみたりもしたが、それもいまいち。実はこの後股が痛くなってしまった。。。(;´Д`)

さて、前方に明かりが見えてきたのだが、それと同時に不可思議な音が。
「ザーザーザー」とかなり盛大に水の音が聞こえてきた。トンネルの先に滝でもあるのだろうか?それともにわか雨?そういえばこの日は朝から天気が微妙だったっけ。。。

道にあるちょっと古いもの-小河内線・中山トンネル

しばらく進むと音の正体がわかった。
盛大に出水しているよ(;´Д`)

道にあるちょっと古いもの-小河内線・中山トンネル

少し見にくいかもしれないが、それでも暗闇でのフラッシュ撮影でこれだけ水がしたたっているのが見えるというのは相当なものだ。ここは水を避けるように右に進む。ちなみに、その先は右側の天井から出水していた。いったいどうなってるんだ、、大丈夫かなぁ、この隧道(^-^;

道にあるちょっと古いもの-小河内線・中山トンネル

ようやく出口。内部から見た東側坑口。
この付近、吐いた息が白くなっていた。6月末に都内で吐く息が白いってどういうことよ(^-^;

道にあるちょっと古いもの-小河内線・中山トンネル

そして振り返り。東側坑口から内部を望む。

道にあるちょっと古いもの-小河内線・中山トンネル

東側坑口。
いかにも山の中という風景に見えるが、実はすぐ近くに民家が建っている。

道にあるちょっと古いもの-小河内線・中山トンネル

東が坑口の左に銘板が。少し埋まっているのでわかりにくいが「中山」の文字はよくわかる。その下に竣工年が記されているはずだが、そちらはちょっと読みにくい。ただ、前後のトンネル(水根トンネル、第二桃ヶ澤トンネル)が共に1952(昭和27)年竣工なので、このトンネルも同年で間違いないと思われ。

道にあるちょっと古いもの-小河内線・中山トンネル

坑口付近の内壁になにやらラミネート加工された紙がブラブラ。
ひっくり返してみると、、、

道にあるちょっと古いもの-小河内線・中山トンネル

あれー、まだ3時にもなっていないというのに消灯されてますよ~(^-^;

実はこの掲示、数年前にこのトンネルが一時的に奥多摩むかし道(遊歩道)として利用されていた時の名残のようだ。照明は綺麗に撤去されたがこの掲示だけは置き忘れられてしまったようだ(^-^;




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