【名称】四町作第一隧道(しちょうさくだいい
【所在地】君津市大戸見
【竣工】1902(M35)年
【延長】52m
【幅員】
【高さ】
2012年3月18日訪問
千葉の林道などによくある「素掘りにコンクリ吹き付け&扁額ナシ」の隧道。この程度でビクビクしていたら房総の山奥を車で走ることができなくなるのだが、なにも知らずにこの道に入り込んだ人は驚くはず。なぜなら、、、
ここがれっきとした現役の国道だから(;´д`)ゞ しかもご丁寧なことに国道410号と465号に重複指定されているのだ(^o^;
西側坑口。
西側坑口から内部を望む。
内部から見た西側坑口。
さて、徒歩で東側に進む。交通量はさほどない。幹線というより地元の生活道路として使われているようだ。そもそもこの道が国道に指定されたのは1982年。つまり110年の歴史の中で最近のほんの30年ということになる。
ちなみにこの隧道、全国の国道にある現役トンネルの中で2番目に古いのだとか。なお、最も古いのが国道143号の明通トンネル(明治23年、長野県)、そして3番目に古いのが天城トンネル(明治37年、静岡県)→参考サイト「内閣府HP~道路雑学コーナー[国道のれきし5]」
さて、内部から見た東側坑口。
そして振り返り。東側坑口から内部を望む。
東側坑口。
現在、410号はバイパスを建設中。地図を見ると妙な具合に410号が指定されているが、いずれはすっきりと整理され、ひょっとしたらここも国道の指定は解除されるかもしれない。それともどちらか片方の路線だけは残されるか。
いずれにせよ、地元の生活道路としてまだまだ活躍しそうなトンネルだ。
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四町作第一隧道
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