【名称】旧成宗電気軌道第1トンネル
【所在地】県成田市花崎町
【竣工】1910(M43)年12月
【延長】41m
【幅員】9m
【高さ】5m
2011年8月21日訪問
以前紹介した第2トンネルのすぐお隣。北側より。
名前の通り、もともと鉄道のためのトンネルだったのだが、路線は1944年に廃止。その後、市道に転用され、いつの間にか鉄道よりも車を通している期間の方がはるかに長くなってしまったようだ。
道路が微妙にクネッと曲がっているのは歩道を追加したからか?この道は今でも成田山新勝寺に向かうメインストリートだ。
こちら側の状態は完璧。第2トンネルのようなクラックもなく、草に覆われているわけでもなく、見事なレンガアーチを鑑賞できる。
北側坑口から内部を望む。さすがに内部はデロデロに(^-^;
内部から見た北側坑口。カーブの具合から見えないが、曲がるとすぐに第2トンネルがある。
こっちは南側坑口。ちなみに、歩道の先にある左斜め前に延びる急な坂を下った先に栗山近隣公園がある。そこにはミニSLや静態保存されたD51が見られる。
さて、南側坑口は、、、
あらら、随分と残念な事になっている(;´Д`)
これは、過去に大規模にレンガが剥がれてしまったのだろうか?しかし、せっかくだからもう少し綺麗に修理してもらいたかったなぁ。。。(;´Д`)
南側坑口から内部を望む。
さて、このトンネルは開削工法で建設されたそうだ。ちなみに、2号トンネルは掘削。これは2号トンネルの上に墓地があったかららしい。(千葉県立博物館のHPより)
この日は天気が悪く、しかも夕方だったので、だいぶ暗い印象の写真になってしまった。今度は明るい時に来てみよう。
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旧成宗電気軌道第1トンネル
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