【名称】宮鍋隧道
【所在地】東大和市多摩湖
【竣工】1916(T5)年頃?
【延長】306m
【幅員】不明
【高さ】不明
2012年12月23日訪問
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この写真は地図のマークの少し上T字の交差点付近から南を写したもの。
この日、新しく買ったカメラ用のリュックにEOSを入れ、意気揚々と出発しようとして、ふと気づいた。「電池入れた記憶がないぞ…」
おそるおそるスイッチを入れると、、、Σ(゚д゚lll)ガーン
またやっちまった(;´Д`) しかし不幸中の幸い、絶対使わないだろうけど一応、と思って持ってきていたサブカメラがあった。ただし、内蔵の電池は中国製の互換品。まきき氏が10個ぐらい持っていてしょっちゅう取っ替え引っ替えしているヤツだ。「保ち」に相当の不安を抱えつつ出発して1分後、この日の最初の物件がここに「眠っている」
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それは柵の向こうに、、、え、何も見えないって?
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まぁまぁ、とりあえずこの坂を下ってみよう。
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ほらほら、わからない?
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もうそろそろ通り過ぎちゃったのかな?
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振り返ってみる。
やはりただの坂しか見えないというアナタ。心の目で見てみて欲しいのですわ。
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種明かしをすると、タイトルの「宮鍋隧道」は現在、この坂の下に埋まっている。しかし、開削されたのではなく埋められただけなので、隧道は地中深くに今も眠っている。
1916(大正5)年、多摩湖の建設が着手されたが、この建設資材を運ぶために東村山駅から軽便鉄道が敷設された。東京市軽便鉄道の通称で呼ばれる路線だ。軌道は堀割を通り、この坂道の途中で隧道に入っていったようだ。そして、北側の坑口は現在、第1取水塔がある付近にあったという。
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ちなみに、先程、隧道は「眠っている」と書いたが、正確には工事完了後、導水管に転用された。今でも宮鍋隧道を通った水がこの下を流れているはずだ。
なお、導水管はそのまま武蔵野市関前の境浄水場まで続き、その上は都道253号の多摩湖自転車道になっている。
写真は浄水場方面。
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さぁ、もう一度振り返ってみよう。資材を満載した貨物列車が堀割を通り、隧道に吸い込まれていく姿が目に浮かんでくるのでは?w
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とまぁ、こんなわけだったのだが、しばらく進んでも鉄道の遺構らしきものは全くナシ(;´д`)ゞ ということで、右の車道に降りて反対方向に進んだ。この日のメインディッシュに向けて出発。
【所在地】東大和市多摩湖
【竣工】1916(T5)年頃?
【延長】306m
【幅員】不明
【高さ】不明
2012年12月23日訪問
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この写真は地図のマークの少し上T字の交差点付近から南を写したもの。
この日、新しく買ったカメラ用のリュックにEOSを入れ、意気揚々と出発しようとして、ふと気づいた。「電池入れた記憶がないぞ…」
おそるおそるスイッチを入れると、、、Σ(゚д゚lll)ガーン
またやっちまった(;´Д`) しかし不幸中の幸い、絶対使わないだろうけど一応、と思って持ってきていたサブカメラがあった。ただし、内蔵の電池は中国製の互換品。まきき氏が10個ぐらい持っていてしょっちゅう取っ替え引っ替えしているヤツだ。「保ち」に相当の不安を抱えつつ出発して1分後、この日の最初の物件がここに「眠っている」
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それは柵の向こうに、、、え、何も見えないって?
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まぁまぁ、とりあえずこの坂を下ってみよう。
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ほらほら、わからない?
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もうそろそろ通り過ぎちゃったのかな?
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やはりただの坂しか見えないというアナタ。心の目で見てみて欲しいのですわ。
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種明かしをすると、タイトルの「宮鍋隧道」は現在、この坂の下に埋まっている。しかし、開削されたのではなく埋められただけなので、隧道は地中深くに今も眠っている。
1916(大正5)年、多摩湖の建設が着手されたが、この建設資材を運ぶために東村山駅から軽便鉄道が敷設された。東京市軽便鉄道の通称で呼ばれる路線だ。軌道は堀割を通り、この坂道の途中で隧道に入っていったようだ。そして、北側の坑口は現在、第1取水塔がある付近にあったという。
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ちなみに、先程、隧道は「眠っている」と書いたが、正確には工事完了後、導水管に転用された。今でも宮鍋隧道を通った水がこの下を流れているはずだ。
なお、導水管はそのまま武蔵野市関前の境浄水場まで続き、その上は都道253号の多摩湖自転車道になっている。
写真は浄水場方面。
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さぁ、もう一度振り返ってみよう。資材を満載した貨物列車が堀割を通り、隧道に吸い込まれていく姿が目に浮かんでくるのでは?w
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とまぁ、こんなわけだったのだが、しばらく進んでも鉄道の遺構らしきものは全くナシ(;´д`)ゞ ということで、右の車道に降りて反対方向に進んだ。この日のメインディッシュに向けて出発。