【名称】数馬隧道(かずまずいどう)
【所在地】西多摩郡奥多摩町白丸
【竣工】1916(T5)年(「隧道データベース」より)
【延長】11m(同上)
【幅員】4.8m(同上)
【高さ】3.5m(同上)
2012年6月24日訪問
写真正面に見える石段は数馬の切通しに続く石段。大正時代にはここから石段下の現在柵があるところまで木橋が架かっていた。
ここから下に降りる九十九折れの小道があった。作業道だと思うのだが降りてみる。
坂は急だが、しっかりした道なので安心して歩くことができた。このまま下の道に出るはず。出なかったら、、、困る(^-^;
沢が見えてきた。
上を見上げる。たぶん、切通しの手前の橋が架かっていた沢なのだろう。オ○ッ○しなくてよかった(^-^;
この辺り、少し足場の悪いところがあったので慎重に。ゴールまでもう少し。
無事下の道に出た。
向こうに見えるのは国道411号。ここはその旧道だが、現在は遊歩道になっている。そして振り返ると、、、
( ゚д゚)ハッ!
ってわざとらしい(^-^; 大正5年竣功の数馬隧道。北側より。
特に余計な説明など付け加える必用がない、見事な素掘りの隧道だ。
また、緑がよく映えている。去年の6月。梅雨の季節で、この日も朝方は少し雨が降っていたが、この時は良い天気になっていた。
延長11mしかない隧道だが、一応いつものお約束で、北側坑口から内部を見た図。
そして内部から見た北側坑口。
で、今度は内部から見た南側坑口。
現道の白丸トンネルが開通し、しばらくの間はこの隧道も封鎖されている時期があったようだが、近年、遊歩道として再整備されたようだ。
南側坑口から内部を。
この写真は内部の壁面がうまく写った。
南側坑口。
北側とはまた雰囲気が違う。いかにも険しい山肌に掘りました、という雰囲気。
しかし、これだけ綺麗に整備されると、逆に往事の雰囲気がなくなってしまってちょっと残念。だって、見事すぎてまるで何かのアトラクションの謎洞窟みたいに見えるんだもの(^-^;
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数馬隧道
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