【名称】雷電頭烏山トンネル(らいでんうとうやまとんねる)
【所在地】秩父市大滝
【竣工】2001(H13)年3月(銘板より)
【延長】188m(同上)
【幅員】5.5m(同上)
【高さ】4.5m(同上)
2013年5月20日訪問
埼玉県道210号・中津川三峰口停車場線(なかつがわみつみねぐちていしゃじょうせん)のトンネル。南側より。
この県道は秩父市中津川のニッチツ付近を起点とし、このトンネルのすぐ南ので国道140号に合流。そのまま東進して秩父鉄道秩父本線の三峰口駅に至る。つまり、このトンネルは県道単独指定区間の最南端にあるトンネル、ということになる。
南側の扁額。「雷電烏頭山トンネル」
カッコイイ名前だが、この「雷電」というのは、奥秩父地方に伝わる「でえだんぼう」という巨人伝説に由来するらしい。
もう一枚扁額があった。「彰往而察来」 うっ、意味がよくわからない(^-^;
さて、困ったぞ、、、と思ったら、坑口近くの内壁に銘板と並んで解説板が設置されていた。
「過去の事柄を明らかにして、将来のことを推察する」
なるほど!読み下し文もあって親切。でも、、、読み下しは解ったけど、この5文字は何て読んだらいいんだろう?(^-^; しょうおうじさいらい???
そして、隣の銘板。
「雷電烏頭山トンネル/2001年3月/水資源開発公団/延長188m 幅5.5m/高4.5m/施工 三井建設株式会社」
この付近は滝沢ダム建設のために県道が付け替えられているからなのか、トンネルの建設主体は県ではなく水資源開発公団になっているようだ。
南側坑口から内部を望む。
内部から見た南側坑口。
右に見えるクリーム色のアーチは国道140号の橋。
北側坑口。
北側の扁額。「雷電頭烏山トンネル」
北側坑口から内部を望む。
内部から見た北側坑口。
トンネルを北に抜けると、橋(雷電坊橋)を渡ってすぐに次のトンネル(芋掘トンネル)に至る。
北の芋掘トンネル南付近から見た姿。
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雷電烏頭山トンネル
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