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(仮称)林時計隧道

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【名称】不明
【所在地】富津市亀田
【竣工】不明
【延長】
【幅員】
【高さ】



2012年7月22日訪問

道にあるちょっと古いもの-(仮称)林時計隧道

現在地は地図の矢印から西に数十メートルぐらいのところか?
この少し前、まきき氏とおいらは車を停められる場所を探してウロウロしていた。そしてこの道を通ったら見つけてしまった。

「なんかあったよね?(;・∀・)」
「うん、あったね(;・∀・)」

道にあるちょっと古いもの-(仮称)林時計隧道

それがこの穴。封鎖されているけど、内部は?

道にあるちょっと古いもの-(仮称)林時計隧道

早速調査するまきき氏。

道にあるちょっと古いもの-(仮称)林時計隧道

続いておいらも。
ガラクタが置かれて、すっかり倉庫と化しているが、たしかに向こうが開いている気配があった。隧道だ。むちゃくちゃ気になる。

道にあるちょっと古いもの-(仮称)林時計隧道

ということで、小山の北に回り込んでみたが、北側は林時計工業という会社の工場に完全に占領されてた。

聞いたことのない時計の会社だなぁ、、と思ったが、調べてみると現在では工作機械や電子部品を製造しているようだ。どうやら昭和五十年代に業態転換をしたらしい。生き残るための業態転換だったのかなぁ、、、そういえば、ミノルタはカメラ製造を止め、コニカは写真フィルム製造を止め、合併したんだっけ。企業の生き残りって大変だよなぁ、、、

とまぁ、いろいろと身につまされる思いをしたりなんだりしたが、気を取り直して(^-^;

     ※     ※     ※

同社のウェブサイトにあった沿革に、「昭和39年 佐貫工場で腕時計部品の製造及び自社治工具類の製造開始」との記載があった。隧道はもう少し古そうに見えるので、それまでは田んぼか畑でもあったのだろうか。もしそうなら、隧道はそこへのアクセスのために掘られたと考えるのが妥当だろう。

「田んぼに行くのに山を回り込むのはめんどうだべ。いっちょ隧道でも掘るか」

という、いつもの房総のノリで掘ったのだろう(笑)

道にあるちょっと古いもの-(仮称)林時計隧道

隧道の東にはもうひとつこんな穴が。

道にあるちょっと古いもの-(仮称)林時計隧道

ま、ま、まさか、ここをペットのトイレにする人がいた?(;・∀・)

道にあるちょっと古いもの-(仮称)林時計隧道

内部はこんな感じで水が溜まっていた。

道にあるちょっと古いもの-(仮称)林時計隧道

近くの神社に登る階段。

道にあるちょっと古いもの-(仮称)林時計隧道

階段の途中にあった石碑。

「駅通 水通 記念碑 昭和三十三年十二月竣工」

先程の水の溜まった穴の開通記念碑?




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