聖山隧道

【名称】聖山隧道(ひじりやまずいどう)
【所在地】南房総市富浦町豊岡
【竣工】不明
【延長】43m



2011年12月5日訪問



国道127号の木更津～館山間は新旧廃を含む大量のトンネルがあることで有名だが、その区間の最南端にある旧道のトンネル。国道を北上中に視界のすみに異様な姿が見えたので、近くの漁港近くに車を停めチャリで戻ってきた。現在地は隧道の南側、国道から旧道に分岐する交差点から少し入った付近。



最近、毎週日曜日は素掘り隧道の日にしているのだが、今回はコンクリで覆われている。とはいえ、インパクト充分。さっきも書いた通り、運転中の視界の隅に入っただけでも「あああぁぁぁっ」と思ったぐらいなので(^-^;



もう一枚、坑口のアップを。中もインパクトがあるよ。



南側坑口から内部を望む。右側の壁に注目！



なんか横穴を埋めた跡が( ﾟдﾟ)ﾊｯ! しかもひとつだけじゃないんだな、、、



おっと、その前に振り返り。内部から見た南側坑口。



２つ目。これはちょっと小さめ。



以前、長南町の上千田隧道にもこんな横穴跡があったが、あそこは2つしかなかったと思う。
３つ目。



さらに４つ目。



これで終わりかと思ったら、先をみるとまだまだ並んでいる。この並んでいる姿が不気味なんだよなぁ(^-^;



なんというか、ちょうど人が一人入りそうなサイズで(^-^;
５つ目。



そう、ある日、このコンクリが縦に真っ二つに割れ、なかから鎧武者が出てきて、里見家再興のために立ち上がる、、、なんてことがあったり、、、ｗ
６つ目。



なんて連想をするのも、かつてこの近くにあった岡本城は安房里見氏の主要な城のひとつだったからだ。
７つ目。
あれ、これでおしまい。８つあればちょうどよかったのにｗ



なんて妄想をしながら出口に到達。内部から見た北側坑口。



北側坑口から見た内部。
実際のところ、この横穴の正体は防空壕の跡とかなんだろうなぁ、たぶん。



北側坑口。こちらもなかなかいい味わい。



坑口の左側にこんなものが、、、



しかも２つ。ちなみに、斜めになった棒は根元が腐食してポッキリ折れた標識(^-^;



これも北側坑口だが、右斜め上にあるのはなんじゃ？もしかして馬頭観音？



なにしろ家にもどって写真を見返していて気づいたので、詳細不明。しまった、また行かなきゃ(^-^; まだまだ見落としがありそうだな、、、