【名称】十余三トンネル(とよみとんねる)
【所在地】成田市十余三
【竣工】2008(H20)年6月
【延長】428.8m
【幅員】9.5m×2
【高さ】4.7m
2011年10月9日訪問
前回(2011年3月27日)
国道51号、千葉県成田市にあるトンネル。西側より。
トンネルというよりボックスカルバートなのだが、名称が「トンネル」なのでトンネルなのだろう(^-^;
西側坑口。
西側の扁額。「十余三トンネル」
西側坑口左に設置されている銘板。
「十余三トンネル/2008年6月/関東地方整備局/延長428.8M 幅9.5M×2 高さ4.7M/施主 成田国際空港(株)/施工 (株)間組 安藤建設(株)共同企業体」
ということで、竣工してまだ3年半しか経っていない新しいトンネルだ。それ以前にも旧・十余三トンネルがここにあった。
なぜこのトンネルが作り直されたかというと、事情は成田空港の平行滑走路に由来する。成田空港で泥沼化している反対運動のおかげで用地買収がし切れず、本来はもっと南に延ばすはずだった平行滑走路が現在のように北にずれてしまった。そのため、飛行機の荷重に耐えられるように、このトンネルに作り替えられたそうだ。
下り線(茨城方面)の西側坑口から内部を望む。
内部からみた下り線の西側坑口。
トンネル内には防犯カメラが。痴漢や引ったくり対策って訳じゃないんだろうなぁ、テロ対策なんだろうなぁ。(^-^;
上を見上げると、あったよあったよ。写真撮りまくっている所なんか見られたらあらぬ疑いをかけられちゃったりしないかと余計な心配。さっさと行こう(^-^;
この日は、旧大栄町付近を走るつもりだったので、チャリ持参。ということで、中間部分はさっさと走り抜けて下り線東側坑口に。
東側坑口から内部を望む。
東側坑口。
東側の扁額。西側と同じく「十余三トンネル」
ん~、いかんなぁ、千葉のルールでは片方は仮名表記にしないと。。。(笑)
東側はトンネルの先にも屋根?が続いている。飛行機からの落下物避けだろうか?
そしてここを通り過ぎてはっきりと地上に復帰。これはトンネル?ボックスカルバート?特に銘板の類はなかったと思う。
東側より。このまま戻ってもつまらないので、帰りは当然もう一方の穴に。
先の交差点で反対側に渡って再び東側坑口に。
上り線(千葉方面)東側坑口から内部を望む。
こちらの銘板はトンネルの内部に設置されている。
内部から見た上り線東側坑口。
そして西側に抜ける。ちなみに、この少し手前にやはり監視カメラが。
トンネルを出て右を見ると、なぜかギャラリーが( ゚д゚)ハッ!
といっても、彼らが注目しているのは滑走路に着陸する飛行機。
西側坑口。
そう、坑口の左に展望スペースがあるのだが、ここが飛行機を見る絶好のポイント。こんなにデカく飛行機が見えるので。
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十余三トンネル
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