【名称】不明
【所在地】長生郡長柄町高山/鴇谷
【竣工】不明
【延長】約60m(目測)
【幅員】
【高さ】
2013年11月3日訪問
長柄町高山、現在地はココ(←クリック) 1時の方角を向くと切り通しが見える。
切り通しまでやってきた。本日のお題はここの隧道。え、開削されたんじゃないかって?実はちゃんと現存している。発見したのは、おなじみまきき氏。しかし、よく見つけたなぁ。
切り通しを北側より。
そろそろ種明かししなきゃ(^-^; 隧道はこの切り通しの向かって左側にある。
前の写真からさらに北へ進んだところ。場所はココ(←クリック) 6時の方向を見ると地図にも載っている行き止まりの道が見える。
隧道があるのは、矢印の方向。
11月だというのに、雑草が元気(^-^; 草をかき分けて進む。
杉林の中に入ると急に道の状態が良くなった。そして正面に隧道登場!!!
北側坑口。
坑口には壁と扉(の残骸)が。過去にキノコ栽培場になっていたようだ。
こういう廃墟感はちょっと苦手だけど、、、(^-^;
北側坑口から内部を望む。
内部から見た北側坑口。
天井には白いものが張り付いている?(^-^;
さて、南側の坑口は中途半端な形で埋め戻されている。ピンボケで失礼(^-^;
当然、登ってみる。
それにしても、間違って隧道の中に生えてきてしまった笹が哀れ(^-^;
南側はコンクリのポータルがあった。
振り返り。
南側坑口。
坑口の全景を撮りたくて少しさがってみたが、この有様(^-^; 笹の妨害でこれ以上進むのは断念。力尽くで現道に飛び降りようかとも思ったが、道に転げ落ちて車に轢かれたらシャレにならないし、チャリも北側に残してきているので、素直に隧道に戻る事にした。
北側坑口まで戻ってきた。ふぅ、お疲れ~。
ところで、この隧道、一体いつ頃できていつ頃廃止になったのだろう?
今昔マップを見てみたが、1928~1945年の地図には隧道はおろか道も存在していない。そして、1972~1982年の地図ではすでに切り通しが描かれていている。と言う事は戦争前後もしくは戦後に建設され、少なくとも30年前には廃止されていたということになる。共用されていた期間は短そうだ。
一応車道サイズではあるが、この幅員だとボトルネックになるので廃止&新道の建設はやむなしか。
最後に、現道から見た南側坑口、、、たぶんこの奥だと思うが、こちら側からは隧道の気配は全く伺うことができない(^-^;
※ ※ ※
■参考:森の隠れ里「長柄町の廃隧道」(byまきき氏)
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