【名称】両総用水16号サイホン
【所在地】茂原市腰当
【竣工】不明
2012年10月7日訪問
茂原市腰当の田園地帯にある橋。場所はココ(←クリック) 北側より。
残念ながら銘板が残っていない。
南側より。
こちら側も銘板が残っておらず、橋の素性は不明。
橋上から西の方向を見ると、何か見える。行ってみよう。
言い忘れたが、タイトルのように、ここは両総用水。
水門を開閉するバルブの小屋。「矢島分水」と書いてあるが、まるで表札みたい(^-^;
裏に回り込んでみると扁額があった。
「豊畔 鹿島建設」
両総用水の隧道やサイフォンには関係者が揮毫した扁額のあるのが特徴。関東農政局のWebサイト(http://www.maff.go.jp/kanto/nouson/sekkei/kokuei/ryoso/keii/02_5.html)でその一覧を見る事ができるが、鹿島建設のものはここを含めて5箇所あるようだ。もともと社内の何人かに割り当てられたのだろうが、個人名でなく会社名を記したところは、昔の日本企業らしいところか?
近くには新茂原貨物駅跡がある。柵もなく、「何だろ?」と思って入ってみたらいきなり線路が現れてビックリ(^-^;
あれも貨物駅の設備跡だと思うのだが、なんだろう?
さて、冒頭の橋まで戻ってきた。このまま東(下流方面)に進めば、以前紹介した17号サイフォンに至る。
数分後、、、
17号サイフォンにて。
設備に熱中している2人は、まきき氏とDAiN氏。
17号サイフォン吐口の上から下流側(東側)を望む。
水路の中にバリケードがあるぞ(^-^;
「立入禁止」っ Σ(゚д゚)
立ち入ってみたいのだが、なかなか大変そう。不用意にあの先に進むと、いきなりズボッとサイフォンの中に落っこちるのかな、なんだか想像するだけでもゾッとしてきた(^-^;
17号サイフォンの吐口から更に7~80m下流側(東側)にもバルブ小屋があった。
しかし、残念な事に銘板は壊れていて名前は不明。
最後になったが、これらの写真は一昨年の10月、もう一年半以上前のものだ。そして現在では、両総用水のこの付近は暗渠となり、すっかり様変わりしている。
もう少し水路の写真を撮っておけばよかったなぁ(^-^;
近代化遺産 ブログランキングへ
にほんブログ村
TWINBIRD サイフォン式コーヒーメーカー ダークブラウン CM-D853BR
↧
両総用水16号サイフォン(吐口)
↧