【名称】御行堀トンネル(おんぎょうぼりとんねる)
【所在地】夷隅郡大多喜町紙敷
【竣工】1979(S54)年3月(扁額より)
【延長】57m(「平成16年度道路施設現況調査」より)
【幅員】6.1m(同上)
【高さ】4.7m(同上)
2013年6月23日訪問
大多喜町紙敷。たぶん町道だと思うのだが、上総中野駅から月出方面に抜ける道の途上にある3本目のトンネル。南側より。
トンネルの手前には切通し。
南側坑口。
前後の道は一車線幅なのに、トンネルはゆうに2車線幅を有している。ここの南にある沢向トンネルと柏ノ木隧道も同じく前後の道に対してオーバースペック気味の立派さだったっけ。ただし、いずれも照明のない暗闇トンネル。
南側の扁額。「御行堀トンネル/昭和54年3月竣功」
銘板の記載を真に受けると、竣功から35年。まだそれ程古いものではないが、今昔マップを見ると1894~1915年の地形図にもこの場所に隧道の記載がある。まさかの明治隧道?しかし、もしそうだったとしても、オリジナルの姿とは大幅に変わっていることは確実だけど。
南側坑口から内部を望む。
坑口付近はコンクリ巻き立てだが、内部はモルタル吹き付け。やはり昭和54年ってのは、改修時期なんだろうなぁ。
内部から見た南側坑口。
普段あまり意識することはないのだが、トンネルの内壁ってこれぐらいの厚みがあるんだ。
北側坑口。
北側の扁額。「御行堀トンネル/昭和54年3月竣功」
南側と同じ漢字表記だ。名前の読み方は「平成16年度道路施設現況調査」より。
北側坑口から内部を望む。
内部から見た北側坑口。
トンネルの北側の道も一車線幅。
北側より。
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御行堀トンネル
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