【名称】天ヶ代トンネル
【所在地】市原市田淵
【竣工】1994(H6)年2月
【延長】78m
【幅員】4m
【高さ】3m
2013年6月9日訪問
市原市田淵。現在地はこの辺り(←クリック)で、4時の方角を向いている。
一応、県道81号(清澄養老ライン)の旧道にあたる道のようだが、旧道落ちしたのは戦前のはるか昔のこと。徳氏側からきたのだが、ゴルフ場の入り口を過ぎると道はすっかり細くなった。はるか前方に小さく隧道の坑口が見える。
ほどなく隧道に近づいてきた。明治の地形図にも記載がある隧道だと思うのだが、コンクリ製ポータルを持つ、まったく普通の隧道だ。
幅員2m、高さ3mの制限があるが、車の通りも殆どないので、このサイズでも特に問題はない。
北側坑口。
隧道に入るとともに、車道はますます幅員を狭める。このような小さな隧道なのに、きちんと歩道が整備されている。
北側坑口から内部を望む。途中から巻きたての様子が少し変わる。
内部から見た北側坑口。
内部は歩道だけでなく、照明も完備。なぜにここまで歩行者に優しい設計?
巻きたての変わる部分まで下がってみたが、まぁ・・・
※ ※ ※
さて、チャリで一気に南側まで走り抜けてきた。隧道内部は南側に向かって下りの片勾配になっている。
南側より。
南側は抜けるとすぐにカーブになっているので、なかなか正面からのいい写真を撮ることができない(^-^;
こちら側には銘板があった。
「天ヶ代トンネル/1994年2月/延長78M/幅員4M/高さ3m/千葉県市原市」
市原市と書いてあるってことは、ここは市道なのかな?なお、この記事冒頭に記した諸元はこの銘板のものを採用したが、「平成16年度道路施設現況調査」によれば、延長は68m、竣工年次は不明、そして名称は「タブチアマガダイ」(コード:8005)ということになっている。他にこれに該当しそうな隧道はないし、田淵はこの付近の地名なので、この隧道のことであることは間違いないとは思うのだが…
南側坑口から内部を望む。
内部から見た南側坑口。
さて、隧道の南側の道だが…
これが、思いがけなく、壮絶というか広々というか、はたまたタイトというべきか… こんなところで(プチ)つづら折りに遭遇するとは思っていなかった(^-^; 写真はパノラマ合成。
坂を下って振り返り。
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