【名称】梅田隧道(うめだずいどう)
【所在地】横須賀市浦郷町/船越町
【竣工】(M20)年3月(現地案内碑より)
【延長】204m(「平成16年度道路施設現況調査」より)
【幅員】5.0m(同上)
【高さ】3.7m(同上)
2014年10月19日訪問
横須賀市浦郷町の住宅地。現在地はココ(←クリック) 進行方向は西。
記念碑があった。
「梅田隧道碑」
写真を見れば解るが、横須賀市内で軍用を除いた最古の隧道とのこと。こりゃ期待できそうだ!(・∀・)ニヤニヤ
ギャー全部漢文だよ( ;´Д`) 交通が大変だからがんばって隧道造りました的な事が書いてあるようだけど、とてもじゃないけど、全文読み通す事ができないオイラ(^-^; なお、この文字を記したのは海軍大将正二位勲一等功二級伯爵・樺山資紀(Wikipediaによれば、位階は最終的には従一位)。明治の海軍軍人で、海軍大臣、内務大臣、文部大臣、警視総監、初代台湾総督、枢密顧問官などを歴任した超大物。
こういうものを見るたびに思うのだが、昔のエライ人は本業以外にも素養があったということ。軍人といえば筋肉バカ的なイメージで、乱暴な発言と駄洒落で人気者になった自衛隊の元幕僚長などがいたりするが、まぁ、ゴニョゴニョ…
ところで、後日、2013年10月放送のタモリ倶楽部の動画(アノ人が案内人)を見返したところ、タモさんは「絶対あれ読まないと気が済まないから」と言ってた(^-^;
石碑の前には、無教養なオイラでも容易に解る案内板が。ありがたや(^-^;
ところで、この案内板、旧仮名遣いでありながら、漢字はなぜか新漢字だぞ(^-^;
さて、案内板のおかげで、期待度アップ。行くで、坂道君!
坂道を登り切ったところ。右手のゴミ捨て場にパソコンが捨ててあった。まきき氏を呼べば喜んで拾いに来そうだったが、ここまでの道を説明するのが面倒でやめておいた(^-^;
いよいよ隧道の登場!
だが… ええっ、あれが明治中期に竣工した古隧道?? ∑(゚д゚; )ガーン
と、と、とりあえず、落ち着いて、補強された法面を…
さて、一息ついて隧道に。北側坑口。
ちょうどここで、まきき氏から電話が入った。「えへへ~、もしかして、●●●に車停めてますぅ?」 そう、この後、某スペシャリスト集団の方々とのマル秘探索が控えていたのだ。しかし、せっかくの横須賀遠征だというのに、チャリを持ってこなかったまきき氏!ごめんよ、プレ探索はおいらだけ楽しませてもらっちゃって(^-^;
隧道内部はコルゲート補強されている。なんだか、房総の林道の隧道みたい。ちょっと親しみを感じる(^-^;
そうそう、タモリ倶楽部で「なんか出そう」と言ってたのがいたぞ。カニング竹山?それとも江川達也? なんだよ、そのクソな感想はヽ(# `Д´)ノムキー!!
↑隧道を見て「出そう」という感想を聞くと、とにかくイラッとしてしまうオイラ(^-^;
北側の扁額。「梅田隧道」
北側坑口から内部を望む。
内部から見た北側坑口。
隧道の延長は約200メートル。住宅地にある隧道だから、照明や補強ぶりは万全。
そしてみたびダモリ倶楽部ネタ。
タモさん、「横須賀の人っつのは気が短いんですね、(一同爆笑) 絶対迂回はイヤなんですよ」
と・・・ なかなか鋭い指摘!
しかーーーし、ソレを言ったら、房総の人は横須賀の人の数百倍気が短いゾ!!!と断固言いたいオイラだ。
※このサイトにいらっしゃる方には今更実例を挙げる必要はないだろう・・・w
まきき氏!いつの日か、房総人の短気ぶりを全国にアピールしてくれ!!!ww
チャリを漕いで何の問題もなくあっという間に南側坑口へ(問題があったら大問題)
南側の扁額。「梅田隧道」
南側坑口から内部を望む。
内部から見た南側坑口。
南側より。
近代化遺産 ブログランキングへ
にほんブログ村
梅田本―「梅田の寄り道」が何十倍も楽しみになる300軒!! (えるまがMOOK)
↧
梅田隧道
↧