【名称】利根川両総水門(とねがわりょうそうすいもん)
【所在地】千葉県香取市佐原ロ
【改築】2005(H17)年
2013年8月4日訪問
成田から香取にかけて流れる大須賀川、その河口近くの国道356号・新黄金橋の上から河口方面を見ている。この先で川はふたつに分岐。左が大須賀川本流でそのすぐ先は利根川との合流点。そして左は両総用水の第1揚水機場に繋がっている。
両総用水への流路を望む。
川が中央の壁で2つに分断されている。手前が利根川に向かう水流。向かって右から左にかけて流れている。そして奥が第1揚水機場に向かう水流。こちらは向かって左から右にながれている。つまり、ひとつの水路が対面通行になっているということだ。こういう例って相当に珍しいのでは?
河口に向かう。
道の左右に水門が。現在地はココ(←クリック) 八間川との合流点になっている。
右の水門。
その銘板。「閘門工川表ゲート」
左の水門。
その銘板。「閘門工川裏ゲート」
水門を過ぎるといよいよ利根川だ。
利根川との合流点には巨大な水門が設置されている。本日のお題、利根川両総水門だ。
西側より。銘板が2枚設置されている。
右の銘板。
左の銘板。
どちらもほぼ同じ時期の改修工事の際に設置されたもののようだ。
なお、水資源機構のウェブサイトで改修前の姿を見ることができる。
水門手前の無名橋から上流方面を望む。右が河口に注ぎ出す流れ、左が両総用水に向かう流れだ。
水門の扁額。
「利根川両総水門」
利根川の川縁に降りてきた。写真はパノラマ合成。
北側より。
東側より。
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利根川両総水門
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