【名称】釜滝トンネル(かまたきとんねる)
【所在地】南房総市丸本郷/珠師ヶ谷
【竣工】1982(S57)年3月
【延長】59.0m
【幅員】7.0m
【高さ】4.5m
2015年4月19日訪問
南房総市丸本郷にて。現在地はココ(←クリック) 北を向いている。
この写真では見づらいが、写真中央にトンネルが見える。千葉県道296号和田丸山館山線(わだまるやまたてやません)の釜滝トンネルだ。
南側より。
南側坑口。
南側の扁額。「かまたきトンネル」
ポータル左にある銘板。
「釜滝トンネル/1982年3月/延長 59.0M/幅員 7.0M/高さ 4.5M/千葉県」
竣功時期、見ての通り、銘板によれば1982年だが、「平成16年度道路施設現況調査」(国土交通省)のよれば、1971(昭和46)年の建設ということになっている。さらに、明治の地形図にも記載がある。少なくとも2度は大改修を受けて現在の姿になっているということだろう。
南側坑口から内部を望む。
内部から見た南側坑口。
トンネルの中で不思議な物を見かけた… (・_・?)
笹に何か… わらじのようなものがぶら下がっているのだが…
この後も、このわらじ状のものをあちこち(トンネル、橋、切り通しなど)で見かけた。道供養というか、道路構造物にわらじを供える、この地域の習俗なのかと思った。しかし、後日、まきき氏が情報を提供してくれた。
> 南房総とかで、時々ワラジみたいなのが在るけど…何だろうねー?の件ですが…
> 添付画像*******の電柱に吊るしてあるやつと、その右(黄色い支線の辺り)にも在る縄
> を編んだヤツですね…。
>
> オイラん家の近くにも(知っているだけで)5個はありますよー!
> 確か、2012年辺りから見かける様になりましたっけ。
>
> そーいや、どっかで聞いたけど…
> 東日本大震災以後、その犠牲者の供養とか…災いを防止するとか…何かで、アチコチに設置し
> ているんだよ…
> って聞いたんですが…。地元のオッチャンだったけ…誰に聞いたんだっけ?
とのこと。
古くから伝わる習俗なのかと思ったら、思いがけず新しい事だということが判明。でも、どうしてわらじなんだろう???
北側へ。
北側坑口。
北側坑口から内部を望む。
北側の扁額。「釜滝トンネル」
こちらのポータル脇の銘板も南側と同じ内容。
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