【名称】不明
【所在地】東金市家徳
【竣工】1926(T15)年頃?
【延長】約2m(目測)
【幅員】約0.8m(目測)
2015年5月31日訪問
JR東金線の東金駅。半世紀以上前、ここから九十九里町の片貝まで8.6キロの軽便鉄道(軌間762mm)が営業していた。
ここから片貝まで廃線後をユルーク辿ってみる。
駅の階段の上から成東方面を見ると、駐輪場の先に線路と平行した空き地がある。そこが廃線跡のようだ。駐輪場もそうだったのかな?
空き地まで来てみた。
この空き地、現在売り出し中。
この先路線は駐車場や予備校の部分を通り、JA付近でほぼ90度向きを変えて片貝方面に向かっていたはずだが、しばらく痕跡はない。
少し移動して、国道126号を渡り、現在地はココ(←クリック) 南東を向いている。ここが廃線跡のはずなのだが、現在では水路になっている。1975年の航空写真を見ると水路の部分が築堤になっているように見える。
旧線をきっちりトレースしようという気はないので、適当に水路付近をウロウロ。たしかこの先は以前通った時に民家の裏庭にぶち当たったのでパス。
舗装されている箇所もある。
やがて水路は真亀川に合流するのだが、一旦県道にでて回り込む。県道の中橋。真亀川は下流から護岸整備が進んでいるので、この橋も近いうちに架け替えられるのかもしれない。
中橋を渡り、再び廃線跡に向かう。
あの築堤が廃線跡。
左に視線を動かすとこの廃線跡の最大と言うべき遺構がある。赤矢印のところ。
一応本日のお題だ。
まずは北側から。そう、小さな橋台だ。
今度は川岸から。築堤の隣に道があった。
さて、期待しながら近づく…
白い模様が、と思ったら落書きだし( ;´Д`)
東金側にも( ;´Д`)
気を取り直して築堤に登ってみる。築堤の手前がぬかるんでいそうなので慎重に… リトルジャブジャブは勘弁してもらいたいからね(^-^;
東金側から片貝方面を。
今度は片貝方面から東金方面を。
橋台を後にして、さらに片貝方面に進む。この辺りから廃線跡は関東天然瓦斯開発の所有地になっている箇所が多い。
それにしても、廃線跡沿いに建っている家が随分と多いのだが、どういう事情なのだろう?位置指定道路にでもなっているのかな?
この先も社有地ということだが、立入禁止ということではないらしい。民家への出入り口やゴミ集積所があった。
まぁ、これぐらいならチャリで進んでもいいかな。
ここは水路を挟んだ舗装路を進む。
再びダート。このあたりから九十九里町に入る。
その先に現れた暗渠。これもひょっとして九十九里鉄道の遺構かな?
別の位置からもう一枚。
この先は水路だが、橋梁はないので迂回する。
水路の先から廃線跡は遊歩道になっている。
遊歩道は若干手入れが放置気味。九十九里町は財政状況が厳しいという話なので仕方ないか(^-^;
キッチリ旧線跡をトレースしようとは思っていないので、こっちの方が楽(^-^;
やがて遊歩道も終了。いかにも鉄道跡という風ななめらかなカーブ。
現在地は九十九里町片貝でココ(←クリック) 東を向いている。もうすぐ終点だ。
県道を渡る。
正面の赤い屋根の建物があるのが廃線跡だろう。
そしてその先はバスターミナル。ここが終点・上総片貝駅跡。
なお、ここは現在、九十九里鉄道の片貝駅バス停留所となっている。
九十九里鉄道―潮騒の浜へゆくキドー (RM LIBRARY (37))
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