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Channel: 道にあるちょっと古いもの
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(仮称)船吉隧道

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【名称】不明
【所在地】勝浦市松部
【竣工】不明
【延長】約50m(目測)
【幅員】約5m(目測)
【高さ】約5m(目測)



2015年6月28日訪問
前回(2012年10月29日)

(仮称)船吉隧道

勝浦駅近くの市営駐車場(無料)。ここから出発。

(仮称)船吉隧道

国道128号を鴨川方面にしばらく走って現在地はココ(←クリック) 西を向いている。正面に見えるのは鳥越隧道。ここを左に曲がる。

(仮称)船吉隧道

ところで、角の手前にあるバス停の待合室だが、

(仮称)船吉隧道

なんと、寄付によるものだった。太っ腹な人だなぁ。

(仮称)船吉隧道

さて、角を曲がった先にはすぐ隧道が現れる。

(仮称)船吉隧道

この隧道の正式名称は不明。この記事では以前Yahooのワイワイマップにあった「千葉の素堀り隧道」(maxdogACDさん作)のマップを参考にした。

しかし、「平成16年度道路施設現況調査」を見返してみると、「1912 クボサワトンネル」(昭和5年建設、延長57m、幅員5.8m、高さ4.2m)が目に付いた。隧道の南に久保沢という河川があるようだし、延長も同じぐらい。ひょっとしたら正式名称は久保沢隧道なのかもしれない。

ちなみに建設時期は昭和5年以前のはず。明治の地形図にも既に記載されている。

(仮称)船吉隧道

北側坑口。

(仮称)船吉隧道

この凹み、もともと小さな隧道だったのが拡幅・掘り下げされた跡だろうか。

(仮称)船吉隧道

北側坑口から内部を望む。

(仮称)船吉隧道

内部から見た北側坑口。

(仮称)船吉隧道

内部はコンクリ吹きつけ。

(仮称)船吉隧道

天井の凹み。

(仮称)船吉隧道

南側へ。

(仮称)船吉隧道

南側坑口。

(仮称)船吉隧道

南側の掘り割り。

(仮称)船吉隧道

苔が見事。まるで苔庭のよう。

(仮称)船吉隧道

南側より。

(仮称)船吉隧道

少し離れてもう一枚。

(仮称)船吉隧道

さて、そのまま少し南に進んでみよう。

(仮称)船吉隧道

坂を下ってきて、現在地はココ(←クリック) 防空壕の跡らしき穴がふたつと石碑。

(仮称)船吉隧道

石碑の文字はちょっと読みにくいが…

(仮称)船吉隧道

「道路修繕」と書いてあるのかな?

(仮称)船吉隧道

きた方を振り返る。写真中央付近に右に伸びるプライベート隧道があったのだが、配管工事とそれを見物(監督?)する家の人がいたので撮影は遠慮した(^-^; そちらについてはDAiNさんのレポートを参照のこと。

     ※     ※     ※

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