【名称】田渕第二隧道(たぶちだいにずいどう)
【所在地】市原市田淵
【竣工】1972(S47)年3月(改修?)
【延長】172m(「平成16年度道路施設現況調査」より)
【幅員】7.0m(同上)
【高さ】4.5m(同上)
2015年7月12日訪問
前回(2013年6月9日)
千葉県道172号大多喜里見線(おおたきさとみせん)にて。現在地はココ(←クリック) お題の隧道に行く前に、ちょっと赤矢印の先に寄り道していく。
法面に開いた入口。
ここまでは何の面白みもないのだが…
その先にあるのは素掘りの水路隧道の跡らしき穴。
天井にゲジさんがいるけど、それぐらいでご飯が食べられなくなるようなヤワな人はこのブログを見ないだろうから修正はしていない(←面倒だったw)
今回は行けるところまで行ってみようと思っていたのだが、10メートル程進んだところで、地面に何やら黒っぽいヌラヌラした物体が∑(゚д゚||) まだ水気を含んだ得体の知れない物体、絶対にばっちい物に違いない。まだ出発して10分、こんなところでばっちいモノをくっつけて、この後散策などしたくないよ~( ;´Д`) ということで、ここで引き返した(^-^;
※ ※ ※
さて、隧道に。西側坑口。
前回の記事でも触れたが、こちらの坑口の手前、左右にこれまた水路隧道っぽい小さい穴が開いている。
まずは右の穴。
先ほどの穴と繋がっているのだろうか??
そして左の穴。
こちらもご丁寧に階段がついている。
ライトで奥を照らすと、結構奥まで真っ直ぐ伸びている。微かに吹き付ける冷気はありがたいのだが、ちょっとヘドロ臭いのは勘弁( ;´Д`)
これも水路隧道っぽいのだが、ばっちそうな水も溜まっているので入りたくない(^-^;
さてと、、、
隧道の西側扁額。少し葉で隠れているが「たぶちだいにずいどう」のはず。
西側坑口から内部を望む。
内部から見た西側坑口。
東側坑口。
隧道の手前、向かって右側の法面の白さが目立つ。実は今年(2015年)の3月、県道が法面崩落のため一時的に全面通行止めになっていたことを思い出した。崩落現場この隧道付近だったはず。ここが崩落の現場だったのかな?この後、ここから東に300メートル程進んだオークビレッヂゴルフクラブの入口付近でも崩落の復旧作業を見かけたのだが、県の報道発表の資料によればこちらのようだ。
東側の扁額。「田渕第二隧道/昭和47年3月竣工」
隧道の竣功はこの扁額や「平成16年度道路施設現況調査」によれば1972(昭和47)年ということになっている。しかしこの隧道は明治の地形図に既に姿を見せているので、この年に改修されたのだろう。
なお、名称も変更されているのかもしれない。隧道データベースをみるとNo.558・台座隧道(加茂村田淵、延長169m、車道幅員4.6m、限界高4.4m、竣功1906年)がこれに該当するようだ。
東側坑口から内部を望む。
内部から見た東側坑口。
東側より。
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