【名称】大橋(おおはし)
【所在地】長生郡睦沢町佐貫
【竣工】1981(S56)年3月
【橋長】約10m(目測)
【幅員】約4m(目測)
2015年5月3日訪問
睦沢町を流れる長楽寺川。一宮川水系埴生川の支流である。その右岸を上流方面に進んでいる。前方に見えるのが本日のお題の橋。
何の変哲もない普通の桁橋(^-^;
南側より。
南側左の銘板。「おおはし」
キタよ。大きくない大橋。かといって、ものすごく小さいくせに精一杯の見栄を張っているといういじらしさもない、若干中途半端な橋だなぁ(^-^;
でも、なぜこれが大橋なのか。少し古い資料を漁れば事情が見えてくるかもしれない…
さて、これは国土交通省が1975年1月に撮影した航空写真(CKT7413-C45C-17)を拡大加工したもの。
河川の改修とともに耕地整理が行われたのか、現在とだいぶ様子が違う。最も目を引くのはS字にカーブして長楽寺川を渡る東西の道。そして現在の場所に橋はなく、その代わりにここから下流に100メートル程の場所に橋があった。この現存しない橋、周囲の状況からして地域にとってかなり重要度の高い橋だったのではないだろうか。ってことは、ひょっとしたら、これが「旧」大橋だったりして?
まぁ、これ以上想像の話をしても仕方がないのだが、現在の大橋がその名を引き継いでいると考えると納得できたり?(^-^;
南側右の銘板。「昭和56年3月竣功」
橋の上から東の下流方面を望む。
西の上流方面。
北側より。
北側左の銘板。「大橋」
北側右の銘板。「長楽寺川」
西側より。
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