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Channel: 道にあるちょっと古いもの
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久半谷隧道

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【名称】久半谷隧道(きゅうはんやつずいどう)
【所在地】夷隅郡大多喜町大多喜
【竣工】1984(S59)~1987(S62)年頃?
【延長】約50m(目測)
【幅員】約5m(目測)
【高さ】約4m(目測)



2015年8月16日訪問
前回(2013年6月23日)

久半谷隧道

大多喜県民の森・第二駐車場。ここに車を停めて出発。

いかにも谷津のどん詰まりという雰囲気なのだが…

久半谷隧道

実はその奥に隧道があったりする。

久半谷隧道

東側坑口。

なお、ここは林道泉水西部田線に指定されている。たしか、以前はここは久半谷線だったはずなのだが、変更されたのかしら?

久半谷隧道

東側の扁額。「きゅうはんやつトンネル」

久半谷隧道

東側坑口から内部を望む。

久半谷隧道

内部から見た東側坑口。

久半谷隧道

林道であるゆえか、いつもの「平成16年度道路施設現況調査」にはこの隧道のデータは記載されていない。ということで、建設時期などはよくわからなかった。ただ、千葉県治山林道協会のウェブサイトによれば、この隧道のある区間(旧林道久半谷線?)が建設されたのは昭和59~62年度にかけてとのこと。ということは、隧道もその頃に建設されたということになるのだろうか?元々あった道や隧道を改良した可能性もあるが、今昔マップの昭和57年発行の地形図にはこの道は描かれていない。でも、内壁の具合を見るともう少し古い隧道のようにも見えるし、でも、林道の隧道は平成20年代のものでも吹きつけのものもある(新靑崩隧道)しーーー。ぶっちゃけ、どうなんだろう?(^-^;

さーてー、それから、前方に見えるリング状に光っているものが気になるのだが、あれは何だろう?

久半谷隧道

リング状に光るものの正体は内壁を補強するバンドのようなものだった。「状に」とか「ようなもの」と微妙な表現しかできない知識不足が恥ずかしいなぁ(^-^;

久半谷隧道

天井からポタポタと落ちるしずくの元を辿ると、どうやら写真中央の茶色く錆びたアンカー付近のようだ。前回来たときの写真を見返しても水が垂れているので、どうやらここは慢性的に出水しているようだ。なんだか、内部で空洞が出来てそう… ある日突然、ズザーーーッっと吹きつけが崩れてきたらイヤだなぁ( ;´Д`)

久半谷隧道

隧道内にある照明はこのひとつのみ。しかも点灯していなかった。

久半谷隧道

西側へ抜ける。

久半谷隧道

西側坑口。

久半谷隧道

西側坑口。

久半谷隧道

西側の扁額。「久半谷隧道」

東側は、「きゅはんやつ『トンネル』」だったが、こちらは『隧道』 別に表記のブレを非難する気はないのだが、軽く突っ込み入れてみた(笑)

久半谷隧道

西側より。

久半谷隧道

隧道の西も駐車場になっている。そしてその先はキャンプ場。

     ※     ※     ※

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