【名称】鬼御座隧道(おにござずいどう)
【所在地】勝浦市上植野
【竣工】不明
【延長】約70m(目測)
【幅員】約3m(目測)
【高さ】約4m(目測)
2014年2月16日訪問
勝浦ダムの堤体から南に進んだところ。現在地はココ(←クリック) 正面からチロチロと水が流れてくる。
流れてきた水の源はこの雪。訪問日の数日前に降った大雪が残っていた。ダムの堤体付近にはほどんど雪が残っていなかったのに、少し日陰ではだいぶ雪が残っていた。
実は県道を北上した峠の北側(君津、大多喜町方面)はこんなものではなくて、国道が通行止めになっていたり、県道が倒木で通行止め(その1、その2)になっていたり、駅が真っ白だったりと大変なことになっていた。
おいらの自宅周辺は全く雪が残っておらず、家を出た時は普通に散策するつもりだった。ところが東金ICから圏央道に乗ったところ、ふたつめの茂原長南ICで降ろされてしまい、「圏央道ショボっ、ツカエネー道だな」なんて思ったのだが、進むにつれて増える残雪に驚いた。
分岐が現れた。
左は林道内浦山線。
目的の隧道は右の道の先にある。
ところが分岐を過ぎるとすぐにゲートが現れる。ここから先、車両通行止めとのこと。ただ、立入禁止ではないようなので、チャリを担ぎ上げてゲートを越える。あ、チャリも車両なんだっけ? ま、まぁ、そこは多目にみてもらって… (^-^;
ゲートの先はゆるやかな下り道。快調にチャリを飛ばす。
が、またしても前方に雪が…
溶けかけとはいえ、一応ヴァージン・スノー。チャリで轍を刻みながら進むのも楽しい。
が、車輪が雪に埋まってしまい進むのが大変になってきた。ここでチャリには待機してもらうことに(^-^;
あ、森の仲間たちの足あとだ(^-^;
あまり靴を濡らしたくなかったので、下を向いて気をつけながら進むと、いつの間にか前方に目的の隧道が現れた。
どういう訳なのか、隧道の手前には雪がほとんど残っていなかった。現地ではそんなものなのかと思っていたのだが、今にして思えば不思議。隧道を吹き抜ける風のせいで蒸発したのか?とも考えたが、隧道の上や左右にもほとんど雪が残っていないし… 実は時間帯によってはやたらと日当たりがいい場所だったりするのかな?
東側より。
来た方向に振り返る。
東側坑口。
立派な隧道だ。しかし、土被りが薄い(^-^;
縦長の断面。林道でよく見かける縦長の断面。元々あった隧道を掘り下げたのだろうか?それとも必要があって(伐採した木の搬出など)こうなったのだろうか?
東側の扁額。「鬼御座隧道」
東側坑口から内部を望む。
内部から見た東側坑口。
内部はコルゲート補強済み。
あまりよく覚えていないのだが、動画を再生してみると風切音が盛大に入っていたので内部は風がだいぶ強かったのかもしれない。
西側に抜ける。
西側には雪が残っていた。
西側坑口。
西側の扁額k。「おにござずいどう」
西側坑口から内部を望む。
なんだか、右側の内壁、内側から膨張しているように見えるのだけど、大丈夫かな?(^-^;
西側の道はすぐに倒木で遮られていた。この先にダム湖に架かる橋があるはずだが、まぁ、無理に進む程のものでもないだろう(^-^; 素直に引き返すことに。
最後にもう一枚、西側より。
※ ※ ※
おまけ動画。
風切音がうるさいのでボリュームに注意(^-^;
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