【名称】斧落隧道
【所在地】鴨川市打墨
【竣工】不明
【延長】約50m(目測)
【幅員】3m(目測)
【高さ】3m(目測)
2015年9月6日訪問
金山ダムのダム湖に架かる船代橋の北側にて。
ここから道はダートに。
チャリにとってはあまりありがたい道ではないのだが、とりあえず乗車しながら進む。
うっ、あの建物、トイレだ。船代橋の近くのトイレもとてつもなく強烈だったが、ここも…( ;´Д`) もし、ここで便意を催したら、ヤマビルに喰われることを覚悟して草むらにしゃがみ込むか、このトイレの個室に入るか… どっちも絶対イヤだ( ;´Д`) ここに来る時は必ずトイレを済ませておかないと…
大きな石碑があった。
「玉滝大僧正頌徳碑」
こういうのはとりあえずチェックするのだが、この先にあるものの期待、そして後で検索すればいいや、と思って写真だけ撮って素通りしてしまった。しかし、ネットで検索しても玉滝大僧正についての記述を見つけることができなかった(^-^;
やがて舗装が復活。よかった、これで楽に走ることができるよ… と思ったら。
きたきた!楽しみにしていた隧道の登場。でも、スゲー隧道だって聞いていたのだが、ありふれたコンクリのポータル。最初の印象はちょっとガッカリだった(^-^;
南側坑口。
中は真っ暗で向こうの坑口が見えない。ここまで来てdoodoongoo氏のレポートを思い出した。そうだ、あれだ!
南側の扁額。「斧」「落」「隧」「道」
南側坑口から内部を望む。
内部は完全な素掘で、おまけに左にカーブしている。北側坑口からの光がわずかに見える。
振り返って、内部から見た南側坑口。
フラッシュを使って撮影するとこうなる。
見事な地層。
一人でも多くの人に見て貰いたいすばらしさ(*´д`*)ハァハァ
だが、この隧道、心霊トンネルとしての方が有名… ( ;´Д`) ●川●二がお得意の幽霊話でココをネタにしてから一気に有名になったらしい。まぁ、確かに、そういう発想をするのに格好の雰囲気ではあるのだけど(^-^; それから、「斧落」という、ちょっと物騒な想像もしてしまいそうな名前も影響してそう。
「昔、上から石が落ちてきて、それが斧のように頭あたまをかち割り、隧道の内部は血だらけになった」なんて話もどこかでみかけたけど、思いっきり眉唾な話。この「斧落」というのは打墨の小字で、読み方は「オノオトシ」(『角川日本地名大辞典12千葉県』p.1383)だ。ひょっとしたら「オノオチ」と読むのだと勘違いして、このような棘々しい物語が作られたのかもしれない。
しかしこの地名だったら、「昔々、この近所に正直者の木こりが住んでいました。しかしある日、木こりは誤って川に斧を落としてしまいました。そこへ水神様が現れて…」といった話の方が似合うと思うのだが(笑)
幽霊よりはるかに怖いのは天井…
ヒビ割れた岩がビッシリと張り付いている。竿竹でつついたら落ちてきそう。こんな見るからに危ない素掘の天井を見た記憶がない(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ってか実際、頻繁に崩落しているんだろうなぁ… (^-^; ということで、ヒビの入った部分の真下は避けるように通った (^-^;
カーブのところにも見事な地層。
カーブを過ぎて北側の坑口が見えてきた。
崩落が重なって広くなってしまったのだろうか(^-^;
北側へ抜ける。隧道の先、道は再びダートに戻った。
北側坑口。
北側の扁額。こちらも「斧」「落」「隧」「道」
北側坑口から内部を望む。
いやぁ、隧道を堪能。しかし、まだまだ続きがある。こりゃこのさきの隧道も期待できそうだ!とワクワク。そう、この先も期待通り、いや期待以上のスゲー隧道が待っていたのだった( ̄ー ̄)ニヤリ
※ ※ ※
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【所在地】鴨川市打墨
【竣工】不明
【延長】約50m(目測)
【幅員】3m(目測)
【高さ】3m(目測)
2015年9月6日訪問
金山ダムのダム湖に架かる船代橋の北側にて。
ここから道はダートに。
チャリにとってはあまりありがたい道ではないのだが、とりあえず乗車しながら進む。
うっ、あの建物、トイレだ。船代橋の近くのトイレもとてつもなく強烈だったが、ここも…( ;´Д`) もし、ここで便意を催したら、ヤマビルに喰われることを覚悟して草むらにしゃがみ込むか、このトイレの個室に入るか… どっちも絶対イヤだ( ;´Д`) ここに来る時は必ずトイレを済ませておかないと…
大きな石碑があった。
「玉滝大僧正頌徳碑」
こういうのはとりあえずチェックするのだが、この先にあるものの期待、そして後で検索すればいいや、と思って写真だけ撮って素通りしてしまった。しかし、ネットで検索しても玉滝大僧正についての記述を見つけることができなかった(^-^;
やがて舗装が復活。よかった、これで楽に走ることができるよ… と思ったら。
きたきた!楽しみにしていた隧道の登場。でも、スゲー隧道だって聞いていたのだが、ありふれたコンクリのポータル。最初の印象はちょっとガッカリだった(^-^;
南側坑口。
中は真っ暗で向こうの坑口が見えない。ここまで来てdoodoongoo氏のレポートを思い出した。そうだ、あれだ!
南側の扁額。「斧」「落」「隧」「道」
南側坑口から内部を望む。
内部は完全な素掘で、おまけに左にカーブしている。北側坑口からの光がわずかに見える。
振り返って、内部から見た南側坑口。
フラッシュを使って撮影するとこうなる。
見事な地層。
一人でも多くの人に見て貰いたいすばらしさ(*´д`*)ハァハァ
だが、この隧道、心霊トンネルとしての方が有名… ( ;´Д`) ●川●二がお得意の幽霊話でココをネタにしてから一気に有名になったらしい。まぁ、確かに、そういう発想をするのに格好の雰囲気ではあるのだけど(^-^; それから、「斧落」という、ちょっと物騒な想像もしてしまいそうな名前も影響してそう。
「昔、上から石が落ちてきて、それが斧のように頭あたまをかち割り、隧道の内部は血だらけになった」なんて話もどこかでみかけたけど、思いっきり眉唾な話。この「斧落」というのは打墨の小字で、読み方は「オノオトシ」(『角川日本地名大辞典12千葉県』p.1383)だ。ひょっとしたら「オノオチ」と読むのだと勘違いして、このような棘々しい物語が作られたのかもしれない。
しかしこの地名だったら、「昔々、この近所に正直者の木こりが住んでいました。しかしある日、木こりは誤って川に斧を落としてしまいました。そこへ水神様が現れて…」といった話の方が似合うと思うのだが(笑)
幽霊よりはるかに怖いのは天井…
ヒビ割れた岩がビッシリと張り付いている。竿竹でつついたら落ちてきそう。こんな見るからに危ない素掘の天井を見た記憶がない(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ってか実際、頻繁に崩落しているんだろうなぁ… (^-^; ということで、ヒビの入った部分の真下は避けるように通った (^-^;
カーブのところにも見事な地層。
カーブを過ぎて北側の坑口が見えてきた。
崩落が重なって広くなってしまったのだろうか(^-^;
北側へ抜ける。隧道の先、道は再びダートに戻った。
北側坑口。
北側の扁額。こちらも「斧」「落」「隧」「道」
北側坑口から内部を望む。
いやぁ、隧道を堪能。しかし、まだまだ続きがある。こりゃこのさきの隧道も期待できそうだ!とワクワク。そう、この先も期待通り、いや期待以上のスゲー隧道が待っていたのだった( ̄ー ̄)ニヤリ
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