【名称】ゴーロ沢橋(ごうろさわはし)
【所在地】南アルプス市芦安芦倉
【竣工】1962(S37)年3月
【延長】約40m(目測)
【幅員】約4m(目測)
2015年10月18日訪問
南アルプス市芦安芦倉、現在地はココ(←クリック) 南アルプス林道・夜叉神ゲート手前に来ている。時刻は午前2時。去年、広河原から奈良田まで県道37号線を踏破したが、今年は広河原からここ夜叉神までの踏破を目指すことにした。去年より1週間ほど早いが、今年もあと3週間で冬季閉鎖。ということで、あわててやってきた。
dさん、Mさんすいません、お先にゴチになります(・∀・)ニヤニヤ
このままゲートを潜って先に行きたいところだが、どうせ300メートル先の夜叉神隧道はシャッターで封鎖されている。ということで、はやる気持ちを抑えて車に戻り仮眠。でーもー、車中泊って苦手( ;´Д`) 菊水を呑んでもなかなか寝付けない。缶チューハイを飲んで寝ることができるレンタカーの達人氏がうらやましい…
翌朝…
寝たか寝てないのかよく解らなかったが、ウトウトはしていたのだろう。寝る前より駐車場の車が少し増えているようだ。手早く準備をして出発に供える。
5時40分、定刻より少し遅れてバスが到着。
去年の奈良田からの始発バスはガラ空きだったのに、今年は乗車率高め。夜叉神に着いた時点で既に空席なし。いきなり40分立っていなければならないことが確定。バス慣れていないのに… ( ;´Д`) 寝不足な上に激しく揺れるバスに乗っていて頭が痛くなってきた。ゲロ袋持ってきていないのにー( ;´Д`) でも、他の乗客もみんな死んだ魚のような顔をしている。ワクワクの山に来ても朝の公共交通機関の中でうつろな顔になってしまうって、習慣みたいなものなのかしら?
40分後、ようやく広河原に到着。すると、死んだ魚が生き返ってピチピチしだした(笑)
バスを降りた方々の大半はそのままロッジの乗車券売り場に並んでいた。市営バスに乗り換えて北沢峠に向かうようだ。このまま引き返そうと思っているのは、おいらぐらいしかいないだろう(^-^;
野呂川へ。
右に見えるのは広河原橋、そして左の支流(大樺沢)に架かる大樺沢吊橋も見える。
大樺沢のずっと先に、日本第二の高峰・北岳が見える。
数日前に初冠雪を記録したとのこと。
野呂川を眺めたり、ロッジの売店を覗いたりしていたら、20分以上経ってしまった(゚д゚)ハッ!! あまりウロウロして時間を食ってしまうと、去年のように後半涙目になってしまう。ということで、気合いを入れ直して出発。
西ゴーロ沢橋。去年もバスの車掌さんに紅葉が綺麗だからと勧められてここまでは来たっけ。
西ゴーロ沢橋を過ぎ、野呂川を見下ろすと真新しい砂防ダムが見えた。去年工事していたところかな?奥に見える平行弦トラス橋は小樺橋。
100メートル程歩くと橋が見えてきた。
橋の手前に大きな離合スペースがある。南アルプス林道は全体的に県道よりタイトな印象。なのに交通量ははるかに多い。この先でも何度かバスや乗り合いタクシーが離合する場面を目撃した。
小樺橋と同じ平行弦トラス橋。西側より。
西側左の親柱。「ゴーロ沢橋」
西側右の親柱。「ごうろさわはし」
トラス橋ではついこんな縦長の構図で撮ってしまう(^-^;
橋の上から野呂川を見下ろす。写真はパノラマ合成。
北側、沢野上流方面を望む。この写真もパノラマ合成。
袂から。
東側より。
東側左の親柱。「ゴーロ沢橋」
東側右の親柱。「ごうろさわはし」
建造銘板。「1962年3月/山梨縣/林規(1955)一等橋/東京鉄構株式会社製作/材質SS41 SM41」(たぶん)
「林規」というのは初めて見たかも。普通の道なら「道示」となるところ、林道はこう呼ぶのか。でも「林規」で検索してもヒットしなかったので、今では使われていない用語なのかもしれない。
ゴーロ沢の案内板。やっと800メートルかぁ(^-^; 去年は1キロ毎に「広河原まで●キロ 開運隧道まで●キロ」の案内板があったが、この林道にはそんなサービスはなかった。
ちょっと不安だけど、まぁ仕方ない。張り切って行こう、次は大物が現れるはずだ(・∀・)ニヤニヤ
最後に、去年対岸から撮ったこの橋の写真を。
※ ※ ※
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