【名称】木ノ川橋(きのかわはし)
【所在地】君津市川谷
【竣工】1956(S31)5月
2011年3月18日訪問
千葉県道32号菅野隧道から少し西に進み、林道長者線に入る(左折)。そして見えてきたのがいい雰囲気の古橋。お目当ては上の地図にもアレなのだが、思わぬ拾い物(・∀・)ニヤニヤ あれ、幕府さんのブログにも載ってましたっけ?
南側より。
少し左からも、もう一枚。
南側右の親柱。「きのかわはし」
南側左の親柱。「昭和三十一年五月竣功」
なんだか、禿頭に産毛が生えている姿を連想してしまった(^o^;
そのまま前進。
橋の上から西の上流方面を望む。地図で見ると、川回しの隧道らしきものがあるようだ。
東の下流方面。この先で小櫃川に合流している。
北側より。
北側右の親柱。「木ノ川橋」
北側左の親柱。「御腹川」 木ノ川じゃないんだ(^-^;
さて、この御腹川、ヘンテコな名前だと思ったのだが、調べてみると由緒ある名前だったのでビックリ。その由緒とは、、、
7世紀、中学校の教科書にも載っている飛鳥時代の大事件<壬申の乱>で、大海人皇子(後の天武天皇)に破れた大友皇子(弘文天皇)が腹を切って自害したという<伝説>に由来するそうだ。(参考サイト「千葉県君津市君津地方歴史情報館」様より)
ちなみに、小櫃川の名も大友皇子の亡骸を納めた棺に由来するとか。ただ、小櫃川については、ヤマトタケル伝説との関連についても聞いたことがあるので、伝説はあくまで伝説ということで(^-^; いずれにせよ、この一見パッとしない小川が古代史の大事件と関係していると思うと、ありがたさも急上昇(笑)
ちょっと横から。
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木ノ川橋
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