【名称】嘉助橋(かすけはし)
【所在地】南アルプス市芦安芦倉
【竣工】1983(S58)年7月
【延長】約20m(目測)
【幅員】約4m(目測)
2015年11月18日訪問
昨日に続き南アルプス林道にて。広河原から3本目の隧道を抜けるとそのには橋が架かっていた。北側より。
北側左の銘板。「嘉助橋」 この橋が架かる沢の名前から採られている。
北側右の銘板。「かすけはし」
橋の上から野呂川方面を見下ろす。
沢の上流方面。
南側より。
南側左の親柱。「嘉助橋」
ガードレールにも銘板がある。「嘉助橋」「昭和58年7月竣工」
この道の前身となる野呂川林道が開通したのは1962(昭和37)年。とうことはこの橋は開通後に架け替えられたということか。しかし親柱や橋台は旧橋のものを流用したのかもしれない。
南側右の親柱。「かすけはし」
そしてガードレールの銘板。これも同じく「かすけはし」
先ほども書いたが、沢の名前は嘉助沢。「むか~し、むかし、嘉助という男が…」という逸話でもあるのかもしれない。江戸時代から芦安の村人は野呂川の上流まで入って炭焼きなどをして生計を立てていたそうだ。林道もない頃、徒歩でこのような山奥まで入ってきていたとは!
袂から。
橋歴板があった。「嘉助橋/1983年7月/山梨県/道示(1980)2等橋/使用鋼材 SM50A SS41/製作 飯田鉄工株式会社」と書いてあるようだ。
最後に少し離れてもう一枚南より。
※ ※ ※
おまけ動画。西の2本の隧道と一緒に。
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