【名称】平田隧道(ひらたずいどう)
【所在地】君津市平田/富津市田倉
【竣工】1959(S34)年(「平成16年度道路施設現況調査」より)
【延長】92m(同上)
【幅員】5.0m(同上)
【高さ】3.6m(同上)
2015年12月20日訪問
![平田隧道]()
君津市平田(ひらった)、先日紹介した国道465号平田トンネルの東側。道路脇に悩ましい平場がある。そう、旧道の路盤だ。
![平田隧道]()
見ての通り、木や雑草が幅を利かせていてちょっとトレースするのが無理な状況(^-^;
![平田隧道]()
適当なところで、路盤によじ登る。
![平田隧道]()
まだちょっと早かったか?(^-^;
![平田隧道]()
ところが、(現)平田トンネル坑口の横を通り過ぎた辺りから劇的に状況が改善された。
![平田隧道]()
そして旧隧道の登場。現トンネルが平成7年(1995年)の竣工なので、引退して今年でちょうど20年ということになる。
![平田隧道]()
そして、坑口の上にある凹み。ずばり旧々隧道の跡なのではないかと、もっぱらの噂。記録によれば、平田隧道が竣工したのは昭和34年(1959年) しかし、終戦直後に発行された地形図にも隧道は記されている。昭和34年に拡幅されたのか、それとも旧々隧道の下に新たな隧道を掘削したのか。とはいえ、あの凹みの手前に到達したという話がなく、真相は不明。
![平田隧道]()
ところで、道の状態だが、改善されたと思ったら、今度はぬかるみのトラップが出現(^-^; 実は最初にスニーカーで来たのだが、ズボッとやってしまって、長靴に履き替えて再挑戦したのだ(^-^;
![平田隧道]()
さて、どこから行こう… 倒木は腐りかけているかもしれないし、服が汚れるのも確実だから… 右の土の山を乗り越えていこうか。
![平田隧道]()
東側坑口。写真はパノラマ合成。隧道は資材置き場になっているようだが、資材というより、ガラクタのように見えなくもない(^-^;
![平田隧道]()
あの凹み… 「おいらがチャチャッと登って調査してやるぜ!」と密かに狙っていたのだが、どうにも登るのは無理そう(^-^;
![平田隧道]()
東側の扁額。「平田隧道」
![平田隧道]()
坑口の手前で振り返り。この写真もパノラマ合成。
![平田隧道]()
パイプをかき分けて隧道内部に入ると、謎の物体?水道管のバルブか何かか?まききさん、こういうのを見ると欲しがるんだよなぁ(^-^;
![平田隧道]()
内部から見た東側坑口。
![平田隧道]()
隧道の延長は92メートル。現トンネルの半分弱だ。
![平田隧道]()
内部は漏水している。東側のぬかるみはこれが原因か?
![平田隧道]()
西側坑口付近にもパイプが放置されている。
![平田隧道]()
内部から見た西側坑口。
![平田隧道]()
境界杭が落ちていた。
![平田隧道]()
隧道の先には、なぜか瓦礫が積み上げられていた。
![平田隧道]()
西側坑口。
![平田隧道]()
西側の扁額。「ひらたずいどう」
なお、前にも触れたことがあるが、隧道所在地の君津市平田は「ひらった」と読む。
![平田隧道]()
西側坑口から内部を望む。
![平田隧道]()
3.5メートルの高さ制限の標識は現役時代のものだろうか?
![平田隧道]()
それにしても、この瓦礫は… 廃道化工事?違うよね(^-^;
![平田隧道]()
西側より。
![平田隧道]()
隧道から少し離れると道はカーブする。カーブ地点で振り返り。
![平田隧道]()
さらに進むと現道との合流点、そして(現)平田トンネルの西側坑口が現れる。
![平田隧道]()
こちら側は柵で封鎖されている。何度か、たぶん物欲しげな顔をしながらあそこから中を覗き込んだっけ(^-^;
![平田隧道]()
柵の手前で振り返り。
※ ※ ※
おまけ動画
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【竣工】1959(S34)年(「平成16年度道路施設現況調査」より)
【延長】92m(同上)
【幅員】5.0m(同上)
【高さ】3.6m(同上)
2015年12月20日訪問

君津市平田(ひらった)、先日紹介した国道465号平田トンネルの東側。道路脇に悩ましい平場がある。そう、旧道の路盤だ。

見ての通り、木や雑草が幅を利かせていてちょっとトレースするのが無理な状況(^-^;

適当なところで、路盤によじ登る。

まだちょっと早かったか?(^-^;

ところが、(現)平田トンネル坑口の横を通り過ぎた辺りから劇的に状況が改善された。

そして旧隧道の登場。現トンネルが平成7年(1995年)の竣工なので、引退して今年でちょうど20年ということになる。

そして、坑口の上にある凹み。ずばり旧々隧道の跡なのではないかと、もっぱらの噂。記録によれば、平田隧道が竣工したのは昭和34年(1959年) しかし、終戦直後に発行された地形図にも隧道は記されている。昭和34年に拡幅されたのか、それとも旧々隧道の下に新たな隧道を掘削したのか。とはいえ、あの凹みの手前に到達したという話がなく、真相は不明。

ところで、道の状態だが、改善されたと思ったら、今度はぬかるみのトラップが出現(^-^; 実は最初にスニーカーで来たのだが、ズボッとやってしまって、長靴に履き替えて再挑戦したのだ(^-^;

さて、どこから行こう… 倒木は腐りかけているかもしれないし、服が汚れるのも確実だから… 右の土の山を乗り越えていこうか。

東側坑口。写真はパノラマ合成。隧道は資材置き場になっているようだが、資材というより、ガラクタのように見えなくもない(^-^;

あの凹み… 「おいらがチャチャッと登って調査してやるぜ!」と密かに狙っていたのだが、どうにも登るのは無理そう(^-^;

東側の扁額。「平田隧道」

坑口の手前で振り返り。この写真もパノラマ合成。

パイプをかき分けて隧道内部に入ると、謎の物体?水道管のバルブか何かか?まききさん、こういうのを見ると欲しがるんだよなぁ(^-^;

内部から見た東側坑口。

隧道の延長は92メートル。現トンネルの半分弱だ。

内部は漏水している。東側のぬかるみはこれが原因か?

西側坑口付近にもパイプが放置されている。

内部から見た西側坑口。

境界杭が落ちていた。

隧道の先には、なぜか瓦礫が積み上げられていた。

西側坑口。

西側の扁額。「ひらたずいどう」
なお、前にも触れたことがあるが、隧道所在地の君津市平田は「ひらった」と読む。

西側坑口から内部を望む。

3.5メートルの高さ制限の標識は現役時代のものだろうか?

それにしても、この瓦礫は… 廃道化工事?違うよね(^-^;

西側より。

隧道から少し離れると道はカーブする。カーブ地点で振り返り。

さらに進むと現道との合流点、そして(現)平田トンネルの西側坑口が現れる。

こちら側は柵で封鎖されている。何度か、たぶん物欲しげな顔をしながらあそこから中を覗き込んだっけ(^-^;

柵の手前で振り返り。
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