【名称】不明
【所在地】夷隅郡大多喜町大戸
【竣工】不明
【延長】不明
【幅員】不明
【高さ】不明
2016年3月27日訪問
大多喜町大戸(おおと)、国道465号にて。現在地はココ(←クリック) 国道から分岐する林道?の探索がこの日のメインテーマ。
この先、農園が1軒あるのみのため、交通量はほぼ皆無と思われる。当日も宅配便のトラックに一度すれ違っただけだった。
国道から30メートル程進んだところだっただろうか、金網で塞がれた小さな穴があった。水路隧道か?まぁ、これはスルーだな(^-^;
さらに2~30メートル進むと水の音が聞こえてきた。現在地はココ(←クリック)
現役の二五穴(水路隧道)の登場。マキえもんまきき氏に直してもらった復活LEDライトの出番だ。
水は脇に切った溝にのみ流れている。ちょっと中に入ってみようか。
10メートル程進んだところで、土嚢が積まれ水がせき止められていた。無論ここで引き返す。
この二五穴はどこから続いているのだろう?航空写真を見ても続いていそうな農地が見あたらないし。
二五穴を出て前進再開。
隣を流れるのは、夷隅川の支流・大戸川、のはず。15分前に渡った大戸橋の親柱にそう記されていたから。
この先で川は道路の下を通っている。現在地はココ(←クリック)
水路隧道の姿をカメラに納めたかったのだが、河床まで降りるのはちょっとやっかいそう。長靴も履いていなかったので、下流側から近づくのは諦めた。
で、上流側に出てみると、、、
こちらの坑口(呑口)はあっさりと拝むことができた。直径3メートル近くはありそうな大きな水路隧道。ただ、ここも河床まで降りるのが大変そうだったので、これ以上は断念。むしろ長靴さえあれば下流側からの方が近づきやすいかも。
上流方面に滝が見える。
滝は(写真では解りにくいが)これまた水路隧道から流れ出していた。
滝の水はこの溜め池から流れ出している。
この地形は解りやすいぞ。もともとあった川の流れを築堤でせき止め、溜め池を作り、水路隧道で水を通すように地形を変えた跡がはっきり解る。
溜め池を回り込んで、、、
あそこに水路隧道の呑口があるようだ。
※ ※ ※
さて、ここからようやく本日のテーマ物件へ。現在地はココ(←クリック) 本線は左のように見えるが、そっちに進むと民間施設(農園)に出てしまう。ここは右に進む。
(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)
右に進んだ先、ネットの地図には2本の隧道が記されている。どちらも延長50~100メートルぐらいはありそう。とりあえず今回目指すのは赤丸で囲まれた手前の隧道。ただし、国土地理院の地図にはどちらの隧道も記されていない。
なかなか雰囲気のある道だ。
ただ、この壊れかけた石畳のような道床はちょっと歩きにくい(^-^;
植林地を抜けると…
椎茸の栽培地らしきものが現れた。現在地はココ(←クリック) ズバリ、隧道の東側坑口にいるはずなのだが…
そんなもの、影も形もない。写真はパノラマ合成。
もう隧道の中に入っているはず。しかし、隧道があったかもしれないという雰囲気(切り通しなど)さえない(^-^;
地図を確認したり、写真を撮ったりしていたら、椎茸の世話をしていた人に声を掛けられた。隧道の事を訪ねると、500メートルぐらい先にあるという。つまり、地図にある2本目の隧道の事だろう。
重ねて、「ココには昔トンネルがあったりしなかったのですか?」と訊くと、「いや、だから500メートル先に…」との返事(^-^; 事情を話して訊いてみたのだが、ここにはもともと隧道はなかったという。地図の表記は九分九里ガセネタだったようだ(^-^;
この辺りで「隧道を西に抜けた」はず(^-^;
まぁでも、次の隧道は確実に存在するので(^-^;
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