【名称】不明
【所在地】南アルプス市芦安芦倉
【竣工】不明
【延長】約20m(目測)
【幅員】約4m(目測)
【高さ】約4m(目測)
2015年11月18日訪問
南アルプス市芦安芦倉(あしやすあしくら)、南アルプス林道にて。現在地はココ(←クリック) 広河原から歩くことここまで、現役の隧道は18本あったが、それらは皆、律儀にネットの地図に掲載されている。もちろん地図は正確であってもらわなければ困るわけだが、現実はそうでもないということも皆さんよくご存じであろう(^-^; で、何が言いたいかというと、この先の隧道だけはなぜか地図に載っていないのである。
隧道手前の広場。石碑は天皇陛下御巡幸とかなんとか刻まれていたような… あまり記憶に残っていないのだけど(^-^;
観音峡渓谷バス停。
さて、では隧道に。西側坑口。
西側坑口から内部を望む。
内部から見た西側坑口。
延長20メートル程の短い隧道。東側坑口の手前で少しカーブしている。
東側は橋に接続している。抜けた先にはこれまたすごい景色が現れるのだが、ちょっともったいをつけて、それは次回に(^-^;
ということで、隧道を抜けて振り返り。東側坑口。
東側坑口から内部を望む。
スペースはあるものの、肝心の扁額はなかった。。。( ;´Д`)
東側、というか南側のアザミ沢橋から望んだ姿。こりゃ、この隧道がないとどうにも突破できない地形だよなぁ、なんて思うのだが、、、
そうでもないようなのだ。隧道の左に崩落しかけた平場が見えるだろうか?写真はパノラマ合成。
これがその平場の様子。そして、その先にもあったのだ、、、∑(゚д゚; )
廃隧道!!!
次の観音経隧道の脇にある隧道と同様に戦前に敷設された軌道のものだ。ほかにも何本か紹介した素掘の廃隧道の仲間である。
行くべきか死ぬべきか、それが問題だ、、、( ̄- ̄;)
いや、その気になれば段差にかじりついてよじ登るぐらいならなんとかできそうではある。しかし、戻りが、、、
なにしろ、この状況だ。文字通り「行きはよいよい帰りは怖い」 パンツを黄色くし脚が硬直して滑り落ちる確率99パーセントと判断。実際のところ、ネットで見る限り、近年あの隧道に到達したという人はいないようだ。
ちなみに、隧道の西側に戻ってのアプローチも考えてはみた。ここから少し奥に入ってみたのだが、平場の痕跡もなかったのでこちらも撤退。いや、頑張ればなんとかなったかな?う~ん。ま、まぁ、次回こそは本気出すから、ということで(^-^;
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観音経講話 (講談社学術文庫)