【名称】加持橋[鍛冶橋](かじばし)
【所在地】山武市和田/成東
【竣工】2007(H19)年7月
【延長】約20m(目測)
【幅員】約3m(目測)
2016年9月4日訪問
山武市和田(わだ)、作田川(さくだがわ)の左岸にて。今いるのはココ(←クリック)。比較的新しめの橋が今日のお題。ありふれた桁橋に見えるのだが…
橋桁の北側に橋歴板がある。
「鍛冶橋/2007年7月/千葉県/道示(2002)A活荷重/使用鋼材:SMA490W・SMA400W/設計:和合建設コンサルタント株式会社/施工:JFEエンジニアリング株式会社」
この橋歴板の記載をよく覚えておいていただきたい…
北側より。
少し離れてもう一度北側から。待避所の標識の奥に見慣れない標識がある。
こ、これは、、、
対岸にポールが立っているのが見える。実は、橋を渡った先の道の取り付きに問題があるのだ(^-^;
北側左の銘板。「加持橋」。
えーとー、さっきの橋歴板には「鍛冶橋」と記されていたのだけど… こらっ、担当者!なにやらかしたんじゃ!!!
どちらか正式なのかは不明。ちなみに、山武市のウェブサイトにアップされている橋梁位置図(http://www.city.sammu.lg.jp/uploaded/attachment/8427.pdf)でも、その取り扱いに困ったのか、加持橋(鍛冶橋)と記載されている(^-^;
自分は知らなかったのだが、加持というのは仏教、特に真言密教でよく使われる用語のようなので、近くの不動院長勝寺(浪切不動院)と関係があるのかもしれない。
北側右の銘板。「作田川」
橋の上から東の下流方面を望む。
西の上流方面。
さて、先ほども書いた南側の取り付きのズレ具合。一体どうしてこういう事になってしまったのだろう?1975年に撮影された航空写真(CKT7413-C21B-8)に旧橋が写っているが、そちらでは特に前後の道に問題はなかったようだ。確かにこれは夜中など、不注意に車で走ると危ないかも。
こらっ、担当者!なにやらかしたんだ!!!
南側より。
南側左の銘板。「かじばし」
南側右の銘板。「昭和19年7月完成」
こちら側にも待避スペースが。
※ ※ ※
さて、南側には下の道に降りられるようになっていた。
そこには水管橋が。
この水管橋は先ほどの1975年の航空写真にも写っている。
西側より。