【名称】菅野隧道(すげのずいどう)
【所在地】市原市菅野/君津市川谷
【竣工】1891(M24)年(「隧道データベース」より)/1974(S49)年3月
【延長】115m(「平成16年度道路施設現況調査」より)
【幅員】8.0m(同上)
【高さ】4.7m(同上)
2017年4月30日訪問
市原市菅野(すげの)、千葉県道32号大多喜君津線(おおたききみつせん)にて。今いるのはココ(←クリック)。千葉県内、いや日本全国のいたるところにあるごく平凡な隧道である。そして、個人的には君津方面に行く際にほぼ必ず通るお馴染みの隧道でもある。
だが、この写真を撮る数分前、いつものように隧道にさしかかったオイラはこの隧道の姿(東側坑口)を見て、思わず「あっ」と声を上げてしまった。そして、一旦通り過ぎた隧道の仲を歩いてこちらに戻ってきたのだ。
オイラは何に驚いたのか。それはこの写真を見ていただければ解るだろう。5年ほど前の写真だ。
そう、なくなっているのだ…
この扁額が!!∑(゚Д゚)ガーン
ほら。扁額が嵌っていたスペースはポッカリと空洞に。
ところで、扁額だが、(後で勘違いだったと気付くのだが)ホーロー看板みたいなものじゃなかと思っていた。なんとなく中央部分が浮いているし。ということは、これが落っこちると、ガッシャーン、ペコって具合で、、、
ならば、、、
どこにある?
どこだ?
あった!!!(゚д゚)ハッ!!
予想とは違って、扁額は分厚いアクリル板のようなものでできていたようだ。そして、落下の衝撃で粉々に…( ;´Д`)
とりあえず破片を集めてみたけど、、、こりゃダメだ( ;´Д`)
東側坑口から内部を望む。
内部から見た東側坑口。
粉々になった扁額に、昭和49年3月と記されていたが、よくあることだが、それは改修時期だと思われる。隧道データベースによれば、この隧道が竣功したのは、1891(明治24)年。隧道データベースの記録によれば、昔のスペックは延長112m、幅員4.4m、高さ4mとのこと。改修時に少し掘り下げられているかもしれない。
この隧道は市原市と君津市の境界上にありもする。
西側へ。この先、道は蛇行しつつ下る。ドライバーはスピードの出し過ぎに注意のこと。
西側坑口。
西側坑口から内部を望む。
西側の扁額も欠落している。これはオイラが始めて見た時点で既にそうだった。
西側より。
菅野美穂 インドヨガ◇インドヨガ 聖地への旅◇美しくなる16のポーズ◇ [DVD]