【名称】山田線(やまだせん)
【所在地】いすみ市山田
【開通】不明(明治以前?)
2017年5月7日訪問
いすみ市山田にて。今いるのはココ(←クリック)。南を向いている。この路地を右に入る。
50メートル程進んで、次の交差点に。ここも右へ。
緩やかな下り坂。
そして次の交差点。ここは左折。
夷隅川の支流、山田川に架かる小さな橋。
橋を渡ると道は二又に。
うっそうとした山の中に延びる道が今回の目的。
ココが林道山田線の起点になるようだ。
コンクリ舗装の坂道。オイラの体力では、この時点で既にチャリは押しである(^-^;
起点から100メートル程進んだところだっただろうか。今いるのはたぶんこの辺り(←クリック)。左の法面に何か見える。
穴だ∑(゚Д゚)
写真は手前の枝にピントが合ってしまったが、明らかに人口物。いわゆる二五穴のようだ。
この山田線、今でこそなんの変哲もないただの林道のように見えるが、明治にすでにあったかなり古い道だ。現在この道の西にある県道82号天津小湊夷隅線が開通するよりも前、この道は山田地区と荒木根、市野郷地区を結ぶ幹線道路だったようだ。
明治39年発行の地形図には既に、この先にある3本の隧道が描かれている。そして、更に古い迅速測図にも隧道区間は迂回するような線形の道が記されている(ひょっとしたら、現在の荒木根線か?)
この山田線、オイラも以前、南の東ダム方面からチャリで走ってみたことがある。3本の隧道を通り、その少し先で引き返したのだが、一体どうしてそんなところで引き返したのか覚えていなかった(^-^; ということで、よくわからないがリベンジしてみようと思ってやってきたのだ(^-^;
ここで舗装が途絶えた。今いるのはココ(←クリック)。ただ、舗装はこの後も断続的に復活したり消えたりする。
何やらほじくり返したようだ。
最初の舗装復活地点。この後はせっせと場所を記録するのは止めてしまった(^-^;
ところどころガードレールも残っている。適度な廃れ具合。見晴らしはあまり良好とは言えないが、楽しいハイキングだ。
雑草の生え方から少なくとも四輪車は滅多に入ってこないことが伺える。
長年踏み固められた路盤なのだろう。
しかし、こういうダブトラを見ると、やっぱり四輪車も未だに出入りしているのか?と思ってしまう。
道端に何か転がっている。まきき氏が喜びそうなガラクタかな?
この立て札は?
不法投棄への警告だった。ゴミと一緒に捨てられているなんて(^-^;
とりあえず立てておいた(^-^;
コンクリ舗装の坂道を下る。
少し景色がよくなってきたか?
あれっ?
道が、、、ない??
たんに舗装が途切れただけだったようだ(^-^;
しかし、ここから急に道が荒れ出す。
こりゃ、単車でも突破は厳しいのでは?
やがて道は消えてただの荒れ地になってしまった(^-^;
少し進むと、道の続きが現れた。
よかったよかった。
振り返ってみて思い出した。そうだ、4年前に引き返したのはココだ∑(゚Д゚) 道が消えていたので引き返したのだ。今なら、「とりあえずもう少し偵察してみるか」となるところだが、当時はまだオイラもおとなしかったのだ(^-^;
この坂を登った先に隧道があったはず。
それにしても、前回はこんなに道は荒れていなかった。いったい、どうしてこんなことになっているのだろう?
いよいよ隧道。そして道はますますグチャグチャに… (^-^;