【名称】両総用水10号サイフォン
【所在地】東金市田中
【竣工】1960(H35)年頃
2017年4月2日訪問
東金市田中(たなか)、今いるのはココ(←クリック)。南西方向を向いている。この道は両総用水の管理用道路。そして左のコンクリが暗渠化された両総用水だ。
まず手前の建屋から。「51号空気弁」
裏側に回ると銘板があった。たしか前に通った時はなかったと記憶しているのだが?
関東農政局のウェブサイト(HP(http://www.maff.go.jp/kanto/nouson/sekkei/kokuei/ryoso/keii/02_5.html)によれば、高田茂氏揮毫の和耕ということだが、まぁ、右書きであることを除いては、書に無知なおいらでも普通にちゃんと読める。
「10号サイフォン 呑口」のプレートも。
暗渠化される前の姿も気になるところ。国土地理院が1974年に撮った航空写真を見ると吐口側に円筒形?の小さな物体?らしきものがあるが、呑口側には特別なものはなさそうだった。16号サイフォンのような感じだったのかな?
吐口側。
そして銘板だが、これは少しだけ崩してある。谷本氏揮毫の水伯とのこと。水伯とは水神のことらしい。
「10号サイフォン 吐口」のプレート。
奥の建屋はもちろん52号空気弁。