【名称】山神社
【所在地】君津市坂畑
【創建】不明
2017年7月9日訪問
君津市坂畑(さかはた)、今いるのはココ(←クリック)。今まで何度かここを通ったが、今回はふとこの神社が気になった。
気になった第一のポイントが階段下にある立派な石灯籠。
台座には中村當と。中村さんが寄進したのかな?
石灯籠の奥に続く道が、、、
このまま進んでいけば、山肌にポッカリと口を開いた地下壕があったりして、、、
なんてことは、なさそうだな。引き返そっと(^-^;
ただ、見上げると、小さな祠があった。
では改めて神社を拝見させていただこう。
神社といえば、直立する杉がつきものだが、ここの杉はまた格別に立派だ。
鳥居の奥に賽銭箱。
階段を上り始めたが、
これがまた意外とキツかった。
登る階段がキツいと、これまたありがたみが増すんだよなぁ(^-^; もう少しだ( ;´Д`)ハァハァ
拝殿に到着。
よく頑張った(^-^;
なんか奥に見えるぞ(゚д゚)ハッ!! と思ったら、
本殿に繋がる通路ねのドア(←なんて呼べばいいんだろ?)が開け放たれていた。
手水舎はこんなもんか(^-^;
本殿に回り込む。
拝殿もそうだが、本殿も屋根に草が生えたりしていて少なからず手入れ不足な印象、、、( ;´Д`)
だが、この細工とか、素人目に見てもなかなかのものなのでは?
本殿正面の扉の細工も立派。
ひょっとして、由緒ある神社なのかもしれない。
明治初期に作られた迅速測図を見ると、久留里から清澄方面を結ぶ道、つまり現在の国道465号の旧道、というか旧々道がこの神社(なぜか名称は東神社となっている)のすぐ北側を通っていたことがわかる。幹線道路沿いで、広く信仰を集めた神社だったのかも?
拝殿の瓦もグチャグチャに、、、( ;´Д`)
本殿裏に置かれていた祠。
ちゃんと直さないと、近い将来、本物の廃墟になってしまいそうだ。このまま朽ちさせるのは惜しい。
どこかでこれとよく似た細工を見たなぁ。
拝殿方面を。
しゃちほこ?(^-^;
こちらの瓦は一応健在。
「水富士嶽浅間大神」と記された石碑。富士講のものなのかな?
後藤純男 『秋の談山神社 多武峰』 彩美版・シルクスクリーン併用 複製画