【名称】新靑崩隧道
【所在地】足柄上郡山北町玄倉
【竣工】2011(H23)年10月
【延長】327.0m
【幅員】3.0m
【高さ】4.5m
2012年2月5日訪問
さて、(旧)靑崩隧道を背にし、再び新靑崩隧道の西側坑口に戻ってきた。おや、手すりが、、、
このロープにつかまって岩をよじ登れってか、、、いかにも誘っているのだが、ここは丁重にお断り。靑崩橋の項でも書いたが、こんなところで怪我でもして身動きがとれなくなったらシャレにならない。
さて、改めて、、、
新靑崩隧道、西側坑口。
あれ、なんだか坑口が斜めになってる。山の斜面に合わせたのだろうが、ちょっとユーモラス。
西側の扁額。「新靑崩隧道」
この扁額も、この地域の伝統?一文字ずつ分割を踏襲している(笑)
西側坑口脇の銘板。「新靑崩隧道/2011年11月/神奈川県/延長327.0m 幅3.0m/高4.5m/施工 岩田地崎建設株式会社」
延長はともかく、幅や高さなど、まったくどうってことのない林道規格なのだが、数値以上の圧倒的な存在感を感じる。まさしく玄倉林道の新帝王。
西側坑口から内部を望む。坑口からすぐは丸く巻き立ててあるが、すぐに素掘りの上にコンクリ吹きつけとなっている。
クーっ、このゴツゴツ感がたまらん。しかも新品じゃないか。
巻き立てと吹きつけの境界部分。この数字の意味はなんだろう?コンクリの厚みなのかな??
内部から見た西側坑口。
暗闇の中に踏み出す。新品の建築物の匂いがかすかにする。この隧道に照明は似合わない(・∀・)ニヤニヤ
もう一度後ろを。しばし陽の光とはお別れ。
中間より少し手前だろうか、ここまで緩くカーブしていた隧道だが、前方の光が全く見えないということは、この先で大きく曲がっているのだろう。もう自分の手元もよく見えない。真っ昼間だからということで、うっかりチャリのライトは車に忘れてきてしまった。リュックの中にヘッドバンド付きライトがあることを思い出して装着。前方に待避スペースがあった。
振り返ると遙か彼方に坑口の明かりが。
つづく、、、
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新靑崩隧道
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