【名称】不明
【所在地】君津市大戸見
【竣工】不明
【延長】約10m(目測)
【幅員】約2m(目測)
【高さ】約2m(目測)
【訪問日】2012年1月29日
もう7年も前の記録(^-^; だが、貴重なものなので今更ながら掲載。
ここは君津市大戸見と加名盛の境界、小櫃川に架かる大盛橋の上にて。南の下流方面を見ている。にわかには信じられないが、この中央付近に廃隧道があるのだ。
(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)
今昔マップから。左は明治末に発行された地形図。東から延びてきた道は支流を右岸から左岸に短い橋で渡り、隧道を抜けてから小櫃川を渡っている。
もう一度冒頭の写真を見てみよう。左が東側からの道だ。
さて、それでは現地に。現在地はココ(←クリック)。ここから川へ降りる。
続々と斜面を降りてくる面々。先頭にいるのはこの日のメインゲストである滋賀の帝王クイック・ニック氏(現・クイック氏)。全国をまたにかけての活躍するイカレ野郎ぶりは、比肩する人もほとんどいないのではないかと思われる御仁。当時、スーツと革靴でなんの躊躇もせずに藪こぎと廃隧道潜りを敢行することで鳴らしていた同氏だが、この日は普通の服装なのでガッカリさせられたのだった(^-^;
彼に続くのは、おなじみのdoodoongoo氏とまきき氏。ちなみに、この日の探索メニューはすべてまきき氏が下調べしてきたもの。自称人見知りなのだが、近所の人からガッツリ聞き込みしてきたらしい。
河床から3メートルほどの高さところに西側の坑口があった。
増水すればすぐに水没しそうな場所なので、沈下橋か流れ橋だったのかもしれない。
坑口に向かう皆さん。
隧道は閉塞している。
それでも、なんとか隙間がないかと覗き込むまきき氏。
あるのかないのかわからないがいずれにせよ、通り抜けるのは絶対無理(^-^;
さて、河床に戻って反対側の坑口を目指す。
川から見た大盛橋。
坑口はこの上にある。まずはまきき氏が。
「はいぃぃ~」とか言いながら、意外と身軽にひょいひょいと。
続いてdoodoongoo氏も
成功。
それからクイック氏も
クールに。
おいらは見ていないが、たぶん眉毛一本動かさずにクリアしたはず。
これが東側の坑口。
やはり限界地点まで挑戦したいdoodoongoo氏とまきき氏。
ライトで照らしてみる。
やはり貫通していないようだ。
先程も言ったとおり、場所的に増水すると簡単に水没しそう。閉塞の原因は人為的な埋戻しなどではなく、廃道化して遺棄されてしまった後、増水時などに流れてきた土砂で自然にこうなってしまったの、というところではないだろうか。
そのまま道まで登ると切り通しの反対側(南側)に出た。ちなみにこの切り通しも以前は隧道だったようだ。
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