【名称】石崩隧道
【所在地】足柄上郡山北町玄倉
【竣工】不明
2012年2月5日訪問
靑崩隧道から少し進むと次の隧道が。直角カーブで尾根を突っ切るというわかりやすい線形(^-^;
西側坑口。
正面から。
西側の篇額。「石崩隧道」
靑崩隧道もなかなか危なげな名前だが、こちらはさらにより直接的な。。。というか、整備する気ないんじゃね?って思いたくなるような命名(^-^;
西側坑口から内部を望む。坑口こそコンクリで巻立ててあるが、内部は素掘り。そして未舗装の路盤という、なかなかワイルドな仕様。
内部から見た西側坑口。
照明こそないものの、直線なので光も入ってくるため、不気味なゾクゾク感はない(^-^; ただ、今にして思えば。、崩落の危険でゾクゾクするべきだったかも(^-^;
西側坑口の先は開けているので、内部はかなり明るい。
現地では、こんな具合のウネウネ写真が撮れることに大興奮。
あっという間に通り抜けてしまった。内部から見た東側坑口。
東側坑口付近から内部を望む。路盤は荒れ気味なので、チャリのスピードは控えめに、、、(^-^;
東側坑口。こちらは靑崩隧道と同様に、ロックシェッドに繋がっている。
東側野扁額。「石崩隧道」
ロックシェッドを抜けると、それまでと周囲の雰囲気(空気)が変わった、、、
進行方向右側を見上げると滝のように水が流れ落ちる沢?が。写真では判りづらいのだが、周囲に飛び散ったしぶきが凍っている。そういえば、まだ2月の初め、さっきまでうっすらと汗をかきながらチャリを押していたのだが、急に寒さを感じる。
今度は左側の川を見下ろす。やはりこちらも所々氷が。隧道の西側と比べて、一気に気温が5~10℃ぐらい下がったんじゃないかと思ったり。たぶん気のせいだけど(^-^;
隧道を振り返る。人里からほんの数キロしか離れていないのに、まるで遠いところに来てしまったように錯覚する。そういえば、ゲートからここまで、人の姿を見かけることがなかった。シカはいたけど、、、
ふっと、三島由紀夫の遺作『天人五衰』の最後の文章を思い出した。
「そのほかには何一つ音とてなく、寂寞を極めてゐる。この庭には何もない。記憶もなければ何もないところへ、自分は來てしまったと本多は思った。(改行) 庭は夏の日ざかりの日を浴びてしんとしてゐる。……」(三島由紀夫『天人五衰』新潮社~p.271)
まぁ、季節は逆なんだけど(^-^;
【所在地】足柄上郡山北町玄倉
【竣工】不明
2012年2月5日訪問
靑崩隧道から少し進むと次の隧道が。直角カーブで尾根を突っ切るというわかりやすい線形(^-^;
西側坑口。
正面から。
西側の篇額。「石崩隧道」
靑崩隧道もなかなか危なげな名前だが、こちらはさらにより直接的な。。。というか、整備する気ないんじゃね?って思いたくなるような命名(^-^;
西側坑口から内部を望む。坑口こそコンクリで巻立ててあるが、内部は素掘り。そして未舗装の路盤という、なかなかワイルドな仕様。
内部から見た西側坑口。
照明こそないものの、直線なので光も入ってくるため、不気味なゾクゾク感はない(^-^; ただ、今にして思えば。、崩落の危険でゾクゾクするべきだったかも(^-^;
西側坑口の先は開けているので、内部はかなり明るい。
現地では、こんな具合のウネウネ写真が撮れることに大興奮。
あっという間に通り抜けてしまった。内部から見た東側坑口。
東側坑口付近から内部を望む。路盤は荒れ気味なので、チャリのスピードは控えめに、、、(^-^;
東側坑口。こちらは靑崩隧道と同様に、ロックシェッドに繋がっている。
東側野扁額。「石崩隧道」
ロックシェッドを抜けると、それまでと周囲の雰囲気(空気)が変わった、、、
進行方向右側を見上げると滝のように水が流れ落ちる沢?が。写真では判りづらいのだが、周囲に飛び散ったしぶきが凍っている。そういえば、まだ2月の初め、さっきまでうっすらと汗をかきながらチャリを押していたのだが、急に寒さを感じる。
今度は左側の川を見下ろす。やはりこちらも所々氷が。隧道の西側と比べて、一気に気温が5~10℃ぐらい下がったんじゃないかと思ったり。たぶん気のせいだけど(^-^;
隧道を振り返る。人里からほんの数キロしか離れていないのに、まるで遠いところに来てしまったように錯覚する。そういえば、ゲートからここまで、人の姿を見かけることがなかった。シカはいたけど、、、
ふっと、三島由紀夫の遺作『天人五衰』の最後の文章を思い出した。
「そのほかには何一つ音とてなく、寂寞を極めてゐる。この庭には何もない。記憶もなければ何もないところへ、自分は來てしまったと本多は思った。(改行) 庭は夏の日ざかりの日を浴びてしんとしてゐる。……」(三島由紀夫『天人五衰』新潮社~p.271)
まぁ、季節は逆なんだけど(^-^;