【名称】小倉橋(おぐらはし)
【所在地】相模原市緑区小倉/川尻
【竣工】1938(S13)年
【延長】176.6m
【幅員】4.5m
2013年3月17日訪問
神奈川県道510号長竹川尻線(ながたけかわしりせん)の橋。えっと、念のために書いておくと、本日のテーマは手前にある四連のアーチ橋の方だ。なお、奥に控えるワンスパンの巨大アーチ橋は2004年に開通した新小倉橋。
南側より。
これはパノラマ合成した写真。
新小倉橋の開通によって、時には数キロ単位に及んでいたという渋滞も解消されたのだとか。
新小倉橋に比べると随分と小さくみえるのだが、この橋だって決して小さなものではない。まぁ、幅員4.5mというのは現在の基準ではちょっと困ってしまうのだが、、、
2箇所あるはみ出しは待避スペースになっている。
竣功から70年以上経過しているが、あまり古くささを感じない。ちなみにこの橋、2008年に土木学会選奨土木遺産に認定されている。
西側の袂にある歩行者用通路の脇より。
西側より。
西側左の親柱。「小倉橋」
西側右の親柱。「相模川」
特に標識等で明記されている訳ではないが、この橋を車で通行する際は先入車優先の交互通行がルールとなっているようだ。実はおいら、それに気づかず橋の上の待避スペースで対向車をやり過ごしたのだが、後ろにいた車が付いてこないのを見てこのルールに気づいた(;´д`)ゞ
それにしても、新橋ができた今でも結構交通量の多いこの橋できちんと待っているなんて、(皮肉でなしに)この地域の人達は随分と行儀がいいと思ったり。
橋の上から北の上流方面を。川原にピクニックに来た人達が。新小倉橋が弓なりになっているのは合成写真だから(^-^;
そして南側の下流方面。
東側より。
東側右の親柱。「相模川」
東側左の親柱はない。その代わりにこんな形で銘板が。
他の親柱の銘板とデザインが同じなので、何らかの理由で親柱を撤去してこうなったのかもしれない。たしかに橋の直前で直角カーブになっているので、ドライバーにとっては、こうしてもらった方が安心感があるかも。
東側の袂より。
東側にあった階段から見下ろす。この上の方にもちょっと目を付けていた所があったので、ちょっと行ってみる。
※ ※ ※
さて、40分後。再び橋の西側まで戻ってきた。ネットでササッと見た限り、こちらからの写真はあまり撮られていないようだ。そりゃ、誰だって新小倉橋とのツーショットを撮ろうとするよね。
新橋の巨大な影の中から。
橋の上の横線は川に渡されたワイヤー。立ち入り禁止の札がぶら下がっていた。この付近は川の流れが急なのか、川の中への立ち入りは制限されているようだ。
ところで、こちら側に来た理由は、、、
10枚目の橋の上から北を見た写真にも写っている水路隧道らしきものを見に来てみた。
どうやら、津久井発電所の排水路のようだ。
これ、顔に見えるゾ!冠をかぶった王様が、お風呂に入りながら顔の下半分をお湯に沈め、鼻からブクブク息を吹き出している姿、、、に見えた。冗長な説明失礼っ (;´д`)ゞ
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