【名称】木喰トンネル(もくじきとんねる)
【所在地】南巨摩郡身延町北川
【竣工】2001年(H13)年8月
【延長】361.0m
【幅員】7.5m
【高さ】4.7m
2012年10月15日訪問
国道300号、身延町北川の長塩大曾里橋から津久井湖方面を。
正面に山が控え、かつては常葉川に沿った旧道が通っていたが、現在ではご覧の通りの直線道路、そしてトンネルの快適な道になっている。
トンネルの手前にアーチ橋が。旧道を走った時に下を通った橋だが、残念ながら銘板がなくて名前はわからなかった。
橋の上から南側を望む。旧道が見えるが、この先がトンネルの東側で現道につながっている。
そして、北側。
西側坑口の手前から橋を振り返る。
トンネルの西側坑口。
あれっ、、、
坑口の左側内壁に銘板が設置されていたようだが、なくなっている(;´Д`)
数年前にこの付近の銘板がまとめて盗まれる事件があったらしい。
まったく酷いよなぁ。。。売り飛ばしても大した価格になるとも思えないのだが、、、
銘板があった場所の上にひっそりと扁額が。「木喰トンネル」
西側坑口から内部を望む。
内部から見た西側坑口。
チャリで走り抜ける。
内部から見た東側坑口。
東側坑口から内部を望む。
東側坑口。
こちらも左脇に銘板があったようだが、、、(;´Д`)
東側の扁額。「木喰トンネル」
このトンネルの名称だが、ググってみたところ、江戸時代の仏教行者で彫刻家の木喰上人という人物がヒットした。甲斐国東河内領古関村丸畑(今の身延町古関)の出身で、全国を行脚しながら「木喰仏」と言われる独特な作風の像を残したそうだ。ということで、このトンネルの名称はおそらく彼に由来するものなのだろう。
少し離れて。
左は以前紹介した旧道だが、坑口の少し奥で車両は入れないようになっている。
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木喰トンネル
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